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勇者はつかれた  作者: さばのみそに


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1/2

プロローグ



、、、12年、12年だ。勇者候補として10歳のときに村から出され、

俺の生まれの国、ヒュブリスの王都で城の中で訓練の日々。

5年たち勇者として認められた15歳。そこからは怒濤だった、

魔物を殺し、魔族を殺し、時には、、、人を殺し。



勇者になって3年目で魔王を殺し、でも別にそこで終わりじゃない、

意思疎通のできない魔物やそんな魔物を使役する魔族は残ってる、

以降も俺は様々なやつを殺し続けた。魔族領から領地を奪ったりもした。

俺の国、そして俺はその最前線に立ち続けた。



勇者になって7年目、ありとあらゆるもの戦で戦果を上げ続ける俺に

王は恐怖を覚え始めたらしい、とある任務で同行してきていた兵士が俺に襲いかかってきた。

だが、いくら城の兵士といえど勇者の名称をもつもに勝てはずもない。

俺は襲ってきた兵士を皆殺しにして、逃げてきた。



最初は国に帰って貴族もろとも王を殺そうとも考えたが、、、

そんなことしたところであの国の体制は何も変わらないだろうし、

変わったとしても多分それは俺がやっていたのだろう。

そう考えてると面倒だと感じてきてしまった。



もちろん国の体制で苦しんでる民の気持ちが分からないはずがない。だがそれよりも



俺はもう勇者をすることにつかれた。



村を救ったら、村の人に泣いて感謝された。国を救ったら、人は俺を英雄だと称えた。

うれしかった、自分が誇らしかった、だが、それだけだ。俺の12年間に見合うはずもない。



否定してくれていい、罵倒してくれたっていい、だが俺は逃げる。



とりあえずは隣の国、エンティモスにでも行ってみようか、

何度か行ったことがあるがあそこはこっちよりかはいい国だ。





それでエンティモスの街のひとつ、アルケーに着いたはいいが、

これからどうしたものか。国を去ったとはいえ別にやりたいことがあるわけでもない、、、

だがまずは腹が減ったな。宿も探さなきゃいけないがあいにく一文無し、

任務は基本野宿が多かったから食材とかは現地調達か前もって持ってくのが多かった。

それのせいか金をいつも持っていかない癖がここで痛手になるとは。



今回の任務で付いてきてたあいつらは絶対持ってたろうし、取っとくべきだったなあ、、、

考えても仕方ないし、冒険者ギルドにでもいってみるか



とは行ったものの、、、迷った。

いや、分かっていたんだ絶対冒険者ギルドなんて大通りの道とかにあるだろうし、

何度も道を曲がって道が狭くなり始めたあたりで戻るべきだった。



どうしたものか来た道戻るってのも覚えてないし、

家の天井を渡ってくか?いやそれで衛兵とかに目をつけらるのも嫌だな。



「おい!速く歩け!のろまが!」



、、、奴隷か、こっちは比較的奴隷の扱いがしっかりしてると思ったんだが、

ここまでの路地にでもなると大差ないな。嫌なものを、み、、、た?


あれは本当に奴隷か?小柄な印象と奴隷ってことで一瞬気づかなかったが、

おかしい。魔力量の多さに加え、魔力の波がかなり洗練されてる、しかもこの感じは、、、



「おい、なにみてんだ!見せもんじゃねえぞ!」



目があってしまった。



「すみません、少し連れている少女のことが気になりまして、

この子はあなたの奴隷なのですが?」



「あぁ?ちげえよ、こいつはつい最近、森で倒れたんだよ、

最初は、無視しようと思ったんだが、

そのとき、奴隷商のやろうが連れていこうっていうからよ、

確かによく見てみれば、見た目はきれいだしこの年頃の女は一定の層に需要があるからな。」



「あんたは奴隷商ではないのですか?」



「俺は雇われただけの傭兵だよ」



「なるほど、、、」 



不思議さが増したな、森でたおれてた?この子が?

本来この子はこんな場所にはいないはずだが、やはり気になるな



「その奴隷商のところに連れていってくれますか?」



「、、、わかった」



俺は幼女をつれた傭兵について行き、

奴隷商がいる建物の応接間に通された、

煌びやかで建物に入るときから思ったが、

この狭っ苦しい路地には合わない景観だ。



「お待たせしました。おきゃくさま~」



部屋の中を見ている間に奴隷商らしい男がさっきの幼女をつれてきた。

路地には合わない建物だが、目の前のソファーに座るこいつにはぴったりなものだ。

じゃらじゃらとしたアクセサリーを身につけ、

その体は金をたくさん持っていること間違いなしの体だ。



「傭兵のものから話は聞きました。隣のこれを気になっているとのことで、」



「そうだなさっき路地で見かけたときに一目惚れしてな、森で倒れたんだって?」



「傭兵から聞いたんですねぇ?その通りですおきゃくさま~

わたくしこの町以外でも何個かの場所で商売を行っていまして、

別のところの帰りでその子も見つけまして、持ち帰ってきたんですよぉ、」



「そうなのか、いくらなんだ」



「そうですねぇ、こいつは見た目もきれいだし、

肉付きもよい、しかも幼女ときたこれはこういう物好きは欲しがるに違いないでしょう。

あなたもそのようですしねぇ?そうですね、金貨3枚はどうでしょう?」



高いな、魔族討伐のため組まれた同盟間で定められた、

共通通貨ではそれぞれ銅、銀、金、白金で扱い、それぞれ50枚ずつでくらいが上がってる。

これは俺のイメージだが銅硬貨は庶民が銀は中流階級のやつらが金貨は貴族階級とかか、

白金貨が動くのは国単位とかだろう。



奴隷は中流階級のやつかそんなくらいが高くない貴族とかが買うもんだ。

だからこそ、だいたい低くて、銀貨15~30、高くても40~90、

金貨1.5枚といったところか。その基準に対して金貨3枚、、、



「金貨3枚か、かなり隣のその子を買ってんだな、

それとも鴨が葱を背負ってきたとおもって、高く見積もったか?」



「まさか!まさか!そうおっしゃるなら金貨2枚でどうでしょう?

わたくしがこの子を高く買ってるのは確かなのでね、下げれてもこれが限界でしょぅ」



「いや、金貨3枚でいい、だが、値段そのままのかわりその子を別に売らないでくれないか?」



「?というと?」



「すまないが、今、手持ちがないんだ。

まずは働き口を見つけてこの子を買えるようになったらまたくるよ、」



俺はそう言って席を立ち、部屋を出ようとする。そこに傭兵が道を塞いでくる。



「、、、すまない奴隷商、邪魔なんだがこいつをどかしてくれないか?」



「いやいやなになに、今おきゃくさま、

働き口を探されてるとおっしゃいましねぇ?

それならわたくしが良い”働き口”をご紹介しようと思いましてねぇ?

わたくしの上客に貴方みたいな若い男をよく買うご婦人がいらっしゃるんです。」



「俺を奴隷として売ろうと?」



「ええ!ちょうど貴方みたいな男が大好物でね。

わたくしの頼みとあれば、この女を一緒で送ってもいいでしょう。

まあその後どうなろうとしったこっちゃありませんがねぇ、

おっと!まさか逃げようとはしないでしょうね?

そこの男以外にもこの建物には私の雇った傭兵が何人もいる、

しかもこんな話を聞いてこの幼女をおいていこうなんて、、、ありませよねぇ?」



どうしたものか、建物に入るときに中に何人かいるのは分かっていた。

どれもたいしたことはない、だが、街にきてそうそう騒ぎを立てるのも、、、

流石にだな、まあこの幼女のことは気になるし、騒ぎを起こさないようにやればいいか



あまり外には漏れないぐらいに魔力をだして





その瞬間、奴隷商、傭兵に冷や汗がはしる、

この2人だけではない、この建物にいるもの全員にオレクシスの魔力による圧がかかる。



俺は奴隷商に近づき



「もう一度言うけどそこの男どかしてくれないか?」



どうも、さばのみそにです。

少しだけ、分かりづらくてすみません、オレクシスは主人公のことです。

新米の身ですので、暖かく作品を見てっていただけると光栄です。

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