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ある音色のなかで

作者: Soraきた

オルゴールの音色が好きで

一時期、たくさんではないけれど

親に買ってもらった記憶がある

小さな箱から

素敵な音色を響かせてくれてた 


とくに落ち込んだときに聴かせてくれた、

あの音は今も記憶の中にある


旅先で

めぐりあうことができた

たぶん、何回も聞いたことのある

あの交響曲


そのあいだ、

さみしさよりも

笑顔でいれたのは

懐かしさとあなたと過ごした時間を

つい、思い出したから


ガラスに映るわたしの表情も

幾分か晴れやかなものに


・・あの頃は楽しいことがたくさんあったね

続く言葉も

わたしに似合うものであり

勇気を与えてくれる


「今もじゅうぶんに楽しんでいるから・・」

誰かに尋ねられたら

その言葉を用意してる

それがいいのか、そうでないのか


カバンに入るサイズだから

買ったわけではないけど

あのときの音色

ずっと、そばに置いておきたくて

次の笑顔に会いたくて







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