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第3話 自宅を警備するポリボット






 警察署に到着すると、人型ロボットポリス二体が自動ドア入り口両脇に立ちはだかっていた。






 中に入ろうとすると、両脇の二体のポリボットが私の進路にすぐ様とうせん坊をしてきた。






 「えっ、何?」






 「用事あるんだけど、なんで通してくれないの?」






 「ヨウケントコジンジョウホウノカイジヲ、オネガイイタシマス」





 

 「緊急よ! 緊急!」






 「キンキュウノゴヨウケンヲ、オネガイイタシマス」






 「迷子なの、迷子!」






 「デハ、コチラデアナタサマノコジンジョウホウヲモトニ、コジタクノゴジュウショヲトクテイイタシマス」






 「中に通して、人間のお巡りさんと話したいの!中に通して!」






 立ちはだかるポリボットを、跳ね除けようとしたがビクともしない。

   


 



 「オチツイテクダサイ」






 「ゴヨヤクサレテイナイカタノチョクセツメンダンハ、オコトワリサセテイタダイテオリマス」


 



   

 「はぁ?なんなのコイツ!こっちは急いでいるんだから!ふざけないで!」





    

 「オチツイテクダサイ」






 「あんた達の方よ!早くどいて!」






 「アナタサマノジョウホウヲカイジシテイタダケマシタラ、イッシュンデ、アナタサマノゴジタクノショザイチヲヒョウジイタシマス」


  


 


 「違うの、私じゃないの!本当の私のおうちをしりたいの!」


  



   

 「イミガワカリマセン」


 



   

 「もうっ!」

   


 


    

 苛立ちながらも

   




    

 「どうすればいいのよっ!」





    

 「サングラストボウシヲハズシ、ガメンヤジルシニシタガッテクダサイ」




 

 

 「違うのっ! そういう事じゃなくて!」





    

 もしかしたらここで顔を認証をすれば中に通して貰えると思い悩んだ末、素直に指示に従った。





 

 サングラスと帽子を手に取り、画面矢印の指示に従った。





    

 そして最後に両手の平の指紋をレーダースキャンされた。


 



   

 そこに、この体とおぼしき個人情報が投影された。


 



   


 「ボッタ クリオ」?





    

  2072年2月29日生まれの24歳?





    

 誕生日が全く一緒だけど、何故か歳が私と違った。






 「どう言う事?」

   




    

 日付を見ると、そこには2096年3月1日と表示されていた。






 またパニックになり早く中に入って人間の警察官に話を聞いてもらおうと中に入ろうとした。





    

 「認証したでしょ? 早く、通してよっ!」





    

 「タイヘンモウシワケゴザイマセガンガ、サキホドモオツタエシタトオリジゼンニゴヨヤクヲオネガイイタシマス」


   




 顔認証したら中に入れてもらえるのかという淡い期待も一瞬で打ち砕かれた。


 



   

 「これじゃぁ警察の意味ないじゃないのよっ!」





    

 そう叫びながらポリボットの胸を両手握りこぶしで交互に強く連打で叩いた。





    

 「ソレイジョウサレマスト、コウムシッコウボウガイデアナタサマヲタイホシマス」


 



   

 「どうやって予約するのよ!」





    

 「ゴヨヤクホウホウハ、ケイサツショHPカラカモシクハ、コチラデウケタマワリマス」



   



 「ならさっさとして」


 

  


 

 「ニチジハイツヲゴキボウデショウカ?」


 

   



  「最短で!」







  「早くしてよっ!トロイんだから!」


 




   

 「サイタンデストライゲツノシガツツイタチニチヨウビノゴゼンチュウハ、イカガデショウカ」





    

 「はぁ? 来月って、ふざけんな!」





    

 「そんなに待ってられないわ!この役立たず!」






 「ポンコツ!」





    

 「もういいっ!」




    


 

 警察署の2階のブラインドの隙間から、人らしき警察官がこちらを覗き見していたように見えた。


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