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爆縮と体温の機知(11)

憧れ

虹色のスイッチが入ると

トランペットが聞こえて来た

どこまでも歩いて観察したい

そう思っていたが

いつの間にか思えなくなった

忘れたのではなく

学んだからだ


価値のオモチャがやって来ると

時計の音が聞こえなくなった

いつまでも遊んでいたい

そう思っていたが

いつの間にか思えなくなった

忘れたのではなく

覚えたからだ


好意のツリーが綺麗になると

音楽の存在が大きくなった

今までより見つめていたい

そう思っていたが

いつの間にか思えなくなった

忘れたのではなく

知ったからだ


大人のロボットに驚くと

お喋り事典が座っていた

そのページに憧れていたい

そう思っていたが

いつの間にか思えなくなった

忘れたのではなく

忘れたことにしたからだ







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