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……結局、千珠ちゃんには、また後日、お願いするということに落ち着いて、彼女とまったり部屋で過ごした後、帰っていただいてから、……独りになり、私は悩むことになってしまう。……どう見ても、エビには見えない、見たことのない人間の青年の写真を見ながら……。どう考えても、まだ10代半ばくらいの青年に見えた。全く私には子供にしか見えないが、千珠ちゃんはかっこいいと言っていたから、そう思う方もいらっしゃるのだろう……という感じの垢ぬけた青年だ。いかにも楽器をしていそうな、そんな雰囲気を持っているような気がした。……かろうじて、ところどころくせ毛なのかわざとなのか、はねたねこっ毛のような柔らかそうな髪の毛は、エビのようだとまでは言えないが、少し赤茶けていて、茶色の目をしている。日本人離れした容姿の青年だったが、……私は、全く見たことが無かった。
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私が喧嘩して飛び出した、例の恋人は、……この写真の青年とは、全く真逆な印象だ。……とても、静かで、……冷たいと言ってもよいくらいには、冷酷な面を持った、鋭い目を持った人だった。私は、熱烈に一方的に彼を愛していたが、彼はただ面倒だったような感じのふるまいしかされたことはない。……最終的に、彼が別の女性と街を歩いていたのを目撃してしまったその日、私は、彼のマンションを飛び出したのだった。……部屋は探していた最中だったから、迷っていた部屋にその日、決めたのは……無意識に彼の無関心に私自身が気づいていたからなのかもしれなかった。




