春山小春の後悔。①
またまた短いです。
すみません。
やっちゃったなあ。
やっぱり、私は誰かに依存しすぎてしまうのかもしれない。
中学の時にも、失敗したのに。
またやっちゃった。
なんだかなあ。学習しないなあ、私。
二週間も来られなくて、もう友達作りは絶望的だと思っていたところに、一人で何かを読んでいる人がいたんだもん。
声かけてみるよね。
そしたら、その人はすごくいい人で、ノートも貸してくれるし、さらには、色々と面倒まで見てくれたから。
体操服まで、用意してくれるんだから、私は頼りきりになっちゃったんだ。
部活だって斡旋してもらった。
とってもいい部活だった。唯一の先輩である上山真白先輩は、きれいだけど怖い人だけど好きな先生の前では可愛くなる人で、しかも、活動内容は本を読むだけっていう、簡単で、楽で、かつ面白い部活だった。
それに、幼馴染だっていう二人も紹介してくれた。
あの二人は、いい人だった。
特に、私に体操着を貸してくれた前山さんは、とても優しくて、ちょくちょく遊びに来てくれた。
ところで、前山さんが横山くんのことを好きで、でも横山くんは、遠山くんの妹のことが好きらしいんだけれど、それはおいといて。
そうやって、遠山くんは色々してくれた。
そこに、依存しすぎてしまったんだと思う。
それで、嫌がられてしまったのかな。
ああ、悲しい、悲しいな。