どうしようどうしよう。
まだ終わらないといったな。あれは嘘だ。
ああ、気になる、気になるよ~!
告白しようか迷ってる、って、それ、私には脈なしだよね......。
くぅ~。失恋案件だよ、これは......。
どうしよどうしよ。
まだ別の人と付き合うって決まったわけでもないし、まだまだ諦めるのは早いかも......。
いやでも、失恋につけ込むなんて、それこそ最低じゃないかな......?
でも、私が好かれてないってわかった以上、そのくらいしかできることないんじゃ......。
いやでも、......。
よし、一旦この事は忘れてしまおう。
結果が出たら教えてくれるらしいし。
それまでは、この事は忘れていよう。
そう決めたとき、ちょうど部室についた。
からりと扉を明け、部室にはいる。
「うっす。よし、今日もいつも通りいくぞ」
先輩が言う。
「そうですね、いつも通りいきましょう。って言っても、今日でテスト前最後なんで、少し巻いてった方がいいかもですけどね」
そう言ったのは遠山くんだ。
「そうだね。テスト終わったら募集かけたいしね」
「ああ、それもそうだな。でも、終わるか......?」
「今から始めれば終わりますよ。きっと」
「まあ、じゃあやるか......」
「いや~、なんとか終わったね」
「うん、ああ。そうだな」
「? なんかさっきから少しうわのそら気味じゃない?」
そう、作業しているときから、少しうわのそら気味だったのだ。
どうかしたのだろうか。
もしかして、さっきの、告白がどうこうって話のことをまだ考えていたのだろうか。
おっと、せっかく忘れようとしてたのに思い出しちゃった。
「よし! やっぱ言うわ。教える。うん」
「え?」
言うって、どういうことだろう。
もしかして、誰に告白するか教えてくれるとかかな。
「いや、別にいいよ。あのその、今までと違う目で見ちゃうだろうし、その
ピッ、と、遠山くんは私の方を指差した。
「え、私?」
「そう、僕が告ろうとしてたのは、春山、君だ」
え?
今なんて?
わ、私が......?
「で、えと、ああ、返事は後日でいいし、なんだったらしなくてもいい。ただその、友達ではいてもらえると嬉しい」
「ううん、待つ必要はないよ」
「えっと、すぐに返事くれるってこと?」
「うん。あ、あの、ね。私も好きだった、から、その......」
「てことは、」
「うん。おーけー、だよ」
えー、その、ですね。この話は付き合うまでということですので、ここで完結とします。
まだまだ、書くことは残っていますので、同シリーズに投稿していきますので、よろしければお付き合いくださいませ。




