ヒロイン相談所
ここはヒロインのための相談所今日もヒロインがやってくる。
頑張れ新人アドバイザー結衣
ここはヒロインのための相談所、今日もまた1人悩めるヒロインがやってくる。
「こんにちは!私は最近ヒロイン相談所で働き始めた、葉宮 結衣です。そしてこちらが先輩の神木 秀です。先輩はかっこいいし、優しいし、物知りだし、頼りになるし、憧れの先輩なんです。」
「ゆい!何を言っている」
初めは温かい目で見守っていた秀だったが流石に我慢ができなかったようだ
「も〜先輩今読者の皆さんに先輩の良さを教えて上げてるところなので邪魔しないでください」
「そんなことしなくていいから、ここの説明をしろ!」
多少キレ気味に注意する、仕事に真面目なところも結衣が尊敬するところの一つだろう。
「はいっすみません!え~っとどこまで話しましたっけ?」
「まだお前と俺の名前しか言ってないぞ」
「え~っとここは、漫画やアニメのヒロインたちがメインストーリーの枠を超えて、私たちに悩みを相談しに来る場所なんです!私たちアドバイザーは、2次元と3次元を行き来できる特別な存在として、ヒロインたちの愚痴を聞いたり、助言を与えたりして、心の安定をチラッほどこじゃなくて促すお手伝いをしています。3次元で例えるならチラッカウンセリングとチラッチラッ結婚相談所を合わせたような場所ですね!どうですか先輩私上手に言えてましたよね?」
「はあ~〜まぁそうだな初日よりは幾分かマシだな」
大きなため息をつき呆れ気味に褒める
「そうですよね私上達してますよね、先輩アドバイスください!私もっと先輩に近づきたいんです」
結衣は秀に褒められることがよほど嬉しいようでテンションが上っている
「そうかそうか、うんうんそれはいい心がけだ、カンペを見るなとか促すぐらい読めろよとか言いたいことはあるがとりあえず全文を言い終わってからにしろ」
結衣は秀に褒められたいがために説明を投げ出したのだ
「はいっえ〜とおかわりじゃなくおわかりの通り私たちアドバイザーは2次元にも3次元にも干渉することができる特別な存在です。ここではヒロイン相談所について知ってもらうとともに私たちを通してヒロインたちの内側を見て行てもらいます」
そうこれは結衣を通してヒロイン相談所見ていく話だ
「もうすぐ開店時間だから気合入れろよ」
「はい今日も一日頑張ります」