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プロローグ
青く染まった快晴の夏空の下、綺麗な海と隣接する港町。サーッと波が寄せ返す音と賑やかな人々の声が響く、そんな町の外れにある堤防に座り海を眺める一人の少女いた。
「ふーん、ふふん♪」
足をぶらぶらと揺らしながら機嫌良さそうに鼻歌を歌っている少女。そこへゴオォォォーと強い潮風が吹き上がり、水色の綺麗な髪がふわっと靡く。
「うっ…」
風にたまらず少女は目を閉じ、収まるのを待つ。
「ふぅ…今の風ちょっと強かったな…」と風が収まったのを見計らい、少し崩れた髪を整え、再び海辺を眺め始める。
心地よい風と波の音だけが聴こえる空間でしばらく海を眺めていると、「おーい!帰るぞー。」という少年の声が堤防に響く。
「うん、わかった!」と振り返り返事をした後、少女は堤防の入り口で待つ少年の元へと駆ける。
これは港町を舞台に2人の少年少女が織り成す、不思議な物語。
新しいシリーズ作品「アオノソラ」の連載を始めます!
葵と空2人の物語をよければ見て行ってください!




