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梅雨が明けた朝

作者: sugar

「学校遅刻するよ〜!!!」


いつもどおり、1階から僕を起こす怒鳴り声が聞こえた

昨日までの梅雨のせいでここ最近の目覚めは最悪だった


「早く準備しないと学校遅刻だよ〜?」

「わかってるよ!」


いつもと同じ日常が始まった、この時はまだそんな風に思っていた【この時は】だ

いつもどおり朝ご飯を食べ学校の準備をした


「あ!もう行く時間だ!」


急いで靴を履き玄関のドアを開けたその時!

空には梅雨明けにふさわしい今までにないくらいの快晴が広がっていた


「最高の朝だ」


【今日は特別な一日になる】そう思った朝だった

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