5-3 愛の「勇者」と共同戦線①
間違えてもう1つの作品の方に投稿していて、今気づきました。
混乱を招いてしまい申し訳ございません。
ブックマーク等また増えました! ありがとうございます!
今後とも宜しくお願い致します!
「『女騎士』がいない!? 」
俺達がペロペロパーティーを行った翌日、再びマブールが借りている借家へとやって来た。
すると、憔悴気味のマブールから、「女騎士」の失踪を報告された。
おそらく、高確率で「魔王」軍に囚われたのだろう……。
「まぁ……」
本日も沈黙を破ったのはマイだった。
マイの服装は肩と胸元が出てるタイプの白いワンピースだった。うん……今日も可愛い。
「正直…………特に何の問題もないですね! 」
「えっ!? 」(シャル)
「にゃ!?」(シアン)
「はぁ……この流れは……」(マブール)
「そうだよな……焦る必要もないし、一回胸に顔埋めて良い? 」(くそでぶ)
「(モニュ) 実際、『女騎士』さんの役目は回復役の私の護衛でしたから……私が自衛すれば問題ないですよね? MPの消費が激しくなってしまいますけど……あっ……地肌のとこ……あっ……舐めちゃ……だめ……」
「キミト……流石に自制と自省をお願いしたいのだが……」
あい……すいまてん……。
ーーー女騎士視点ーーー
「う~ん……」
私は、大分寝心地の悪い、固い床に寝ていたようだ……何故こんなところで寝ている?
……あっ!? マドリッドが生きて! ……そんで何故か殴られて……いやでも……マドリッドは死んで「死霊」で操られていたはずで……死体も「贄」でなくなったはずで…………
「あらあら……やっほー! 起きたかな♪ 」
私が混乱していると、陽気な若い女の声が聞こえてきた。
「ユメ=アイハラ! それにミッツ=ジーノ!! ……やはりお前達か…… 」
ユメ=アイハラ……以前の「魔王」城攻略戦の際、マブールが重症を負わせたはずだ……。
マブール曰く「見た目よりも手応えは浅かった」そうなので、生きている可能性が高かった。
しかし、昨日の作戦会議で改めて生存を伝えられた際は、多少驚きもあった。
何を隠そう、マブールの「ラブ&デストロイ」をまともに食らって生きている訳なのだから……。
「あらあら……私が生きてて嬉しかったんじゃないの?♪」
は? こいつは何を言ってるんだ?
「馬鹿か……お前が生きていて嬉しい訳ないだろ! この人類の害悪め!! 」
「へ~……酷い言い様だな~」
すると、アイハラの体がグリャリと変形した。
「私が生きてて嬉しくないの♪ 」
「は? ……」
何で……お前がマドリッドの姿をしてるんだ……?
ーーーでぶ視点ーーー
俺達は、王城付近までやって来ていた。
本来であれば、もっと万全の準備をしたかったが、「女騎士」が囚われてしまい、危害を加えられる危険性があったからだ。
「この辺りなら大丈夫か? マブール? 」
「あぁ……いけるよ」
俺が尋ねるとマブールは肯定した。
「ラブ&サーチ」
マブールのスキル「ラブ&サーチ」は、探し物が出来るスキルをだが、その応用として、高い魔力や気を感知することが出来る。
これを使えば、城のどの辺りにどれくらい強い敵がいるのか把握できる訳だ。
「…………驚いたな……マイリル殿の予想通りの配置だ……」
まじか……うちの「天使」様まじで有能。
この戦いが終わったら沢山愛でてやろう。
死亡フラグみたいだから声に出しては言わないけど。
「王の間に一番強い魔力反応がある……高確率でアイハラだ。同じく強い魔力量を保有しているのが一名。あと部屋の前に恐ろしく強い気を纏っている者が3名……おそらくこの者達は……」
「朱雀・白虎・玄武の3『勇者』か……」
「その可能性は極めて高いな……」
俺とマブールが話を進めていると、不意に背後から少数ながら、僅かに気配があった。
マブールや嫁達も気づいたらしく、全体に緊張感が走った。
俺は「解析鑑定」のスキルで確認をしようとしたが、名前しかわからなかった。
「マブール…… ノリオ=シロサワ 、マリオ=ヤマモト、カズヤ=オオシマ……この名前に聞き覚えはないか? 」
「はっ? 風に氷……それと雷の『勇者』だが? 」
「そいつら……あそこの茂みから様子を見てるぞ」
「なっ……全員、この街の調査に赴き、全滅したと言われていたパーティのリーダーだ……」
マブールは多少驚いてはいたが、計算内だったのだろう。すぐに冷静さを取り戻した。
「先手必勝だな」
マブールはレイピアを構えた。
「ラブ&デスト……」
(シュッ)
「ぐはっ」
「ごふっ」
「ワイはノリオ=シロサワや……」
マブールが言い終わる前に、シアンの投げた3本の投げナイフが彼らに直撃したらしい。
恐る恐る様子を見に行ったが、全員喉元をかっ切られており、間違いなく絶命していた。
……シアン、恐ろしい子!
「ぐほほ」
「ごふふ」
「ワイはノリオ=シロサワや! 」
「何!? 」
確実に喉をかっ切られているにも関わらず、普通にたって武器を構えている「勇者」共……。
「キミト! 奴らはマドリッド達と同じで、倒しても復帰してくるぞ!! 」
なるほど……それならば
「でぶエット! 」
からの~
「炎! 」
俺は最も得意としているコンボを使い、太らせた後、燃やし尽くした。
「ぎゃ~!!!」
「人殺し~!!!」
「ワイはノリオ=シロサワや~!!!」
去らばだ…… ノリオ=シロサワ と他2名……。
ーーーーーーー
「ぐっ……離せ! 」
マドリッドからアイハラの姿に戻った姿で、アイハラは上機嫌で話す。
「あらあら……死ぬか紅豚共の性欲の捌け口になるか……選ばせてあげるよ♪ 」
「くっ……殺せ……」
「あらあら……お約束の台詞過ぎて全然面白くないな~♪ もういいや♪ ひん剥いちゃって♪ 好きにして良いよ♪ 」
(ガリッ! )
この時、「女騎士」は舌を噛んだが死にきれず、ただただ口内から大量出血するというミスを犯した。
「あらあら……今のは、少しだけ面白かったかな♪ まぁ、それはともかく! 早く脱がしなよ! 」
「女騎士」の瞳から、光が完全に消滅した。
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