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4-3 愛の「勇者」とケモミミ同盟

またまたブックマーク頂きありがとうございます。

本日は二話投稿です。

二話目は20時頃投稿予定です。


「でけぇな~……」


俺達は、再び船でバブルロード島まで戻り、そこから王国へと向かった。


途中、魔物を倒してレベル上げをしたり、発情作用のある果実を誤って摂取したマイに襲われたり、それを見て何故か意図的にその果物を食べたシアンに襲われたり、シアンに羽交い締めにされて無理矢理マイに例の果物を食べさせられたシャルに襲われたり……前途多難な道中だった。


「言霊使い」で覚えていた「斬」は、どうやら「切」と違って生き物にも使えることが判明した。


また、「力士」は筋力強化のスキルだった。


「風」はそよ風を出せる程度だったし、「運命」は全くわからなかった。


俺は「飛行」のスキルにより、街全体を上空より確認したが、やはりデカかった。


王国へ入ると、まず宿をとった。


そして、夜ご飯はみんなで食べようと時刻の約束をすると……俺は、3人に見つからないように時折「飛行」を使いながら、例の店へむかった。






ーーー愛の勇者視点ーーー


私、愛の「勇者」マブール=タクウィン率いるパーティは、先程王国へ到着した。


それにしても、先程異質なパーティを見つけた。


太っている男性と黒髪の女性、金髪の少女……そして、メイド服を着た獣人の女の子。


あれが俗に言う「まぶっちゃってる」というやつなのだろうか?


まず、私は旅の疲れを癒すため、パーティメンバーを全員撒いて1人になると、行きつけのお店に向かった。




[ケモミミメイドっ娘カフェ:ケモナーの集い]


今日も仲間にばれずに来ることが出来た。


一応変装はしてきたが、油断は出来ない。


私が急いで入ろうとすると、同時に入ろうとしたらしく、大柄の男性とぶつかった。


「痛っ……すみません、緊張してしまって焦ってしまいまして……」


「いえ、こちらも不注意でしたので、お気になさらないで下さい」


男性が謝罪してきたので、こちらも返した。


ん? この男性、どこかで見た気が……?


すると、お店から猫耳のメイドが出迎えてくれた。


「にゃは! お久しぶりにゃ! 今日のご主人様は2名様にゃ? 」


「久しぶり! いや、この方はさっき会ったばかり……」


そう、さっき会ったばかり…………あー、さっきのまぶっちゃってる人だ!


……ということは、彼は私の同士かもしれない。


話をしてみるのも一興かもしれん……。


「あの、もし宜しかったら、同じテーブルに座りませんか? 私は常連なので、初めてならいろいろと説明しますよ!」


「えっ!? 助かります! 是非!! 」


私が誘うと、彼もOKしてきた。


「にゃ! ご主人様、2名様ご案内にゃ~! 」


さてさて、蛇が出るか虎が出るか……。






ーーーでぶ視点ーーー


「あんた、最高に良い奴だな! 」


「貴方も素晴らしい御仁であるな! 」


俺はこっそりと来ていた獣人メイドカフェでイケメンのお兄さんに捕まった。


なんでも、常連なのでいろいろと説明してくれると。


俺は、実は結構不安だったので、彼に着いていった。


そして、我々は、とある話題で意気投合したのだ。






数分前


「まず、貴方に問いたい……貴方にとって『ケモミミ』とはなんだ? 」


「……夢だ……」


「次に、あのメイドの『猫耳』を見て、どう思った? 2文字以内で説明してほしい」


「……至高……」


「あの『犬耳』は? 」


「……最上……」


「では『ウサミミ』は? 」


「……絶頂……」


「最後に……貴方にとって『獣人』とはなんだ? 」


「俺が生きている理由……そのものだ……」


「ふっ……なるほど」


「逆に問う……あんたにとって『獣人メイド』とはどんな存在だ? 」


「ふっ……世界そのものだ……」


「あんた最高に良い奴だな! 」


「貴方も素晴らしい御仁であるな! 」


俺達は立ち上がり、固い握手を交わした。


『ケモミミ同盟』今ここに、互いの名前も知らない内に、締結されたのである。




正直、今までのやりとりを書いているときの『作者』は、


「俺は一体何を書いているのだろう……? 」


と、疑心暗鬼に陥ってしまっていたが、話が進まないのでそこは割愛する。




ここで、店員がテーブルにやってきた。


「にゃ! お話し中申し訳ないですにゃ!ご主人様方! コースやお飲み物等を決めてほしいですにゃ! 」


「すまないね……これは今働いている皆へのチップと今日の遊び代だから……これで私と彼にドリームコースを頼むよ……」


金が入っているであろう袋を受け取った彼女は、一度裏へ引っ込んでいった。


数分後、血相を変えて現れた彼女に別室のBIPルームに案内された。


裏メニュー……ドリームコースは常連客もしくは常連客の連れしか味わうことの出来ないコースだという。


そっからはまーやばかった。


こっからはダイジェストでお送りする



まず、『猫耳』メイド


「ご主人様~お菓子端から食べてって最後にちゅ~したいにゃ~……」……採用!


次に、『犬耳』メイド


「ご主人様~背中がかゆいから服の下に手を入れてかいて貰いたいワン……」 勿論!


「(かくのを)優しく……してください……ワン(赤面)」 …………可愛い……。


最後は、『ウサ耳』メイド


「あの……私の初めてを……貰ってください……」


「はい……あ~ん……」


「やりました! 初めてのあ~ん、成功しました!! 」…………すいません、私の初めてを……の部分録音したいんでもう1度言って貰えますかね!






「それにしても、本当に奢ってくれるのか? 金なら払えるぜ? 」


「いや、同士が出来て嬉しいのだ……だから、今日は私の奢りだ……」


なんて良い奴なんだ……。


「兄貴! 是非兄貴と呼ばせてくれ! 俺はキミトって言います! 」


「私はマブールだ。それならお互いに敬語は辞めてくれた方が嬉しい。今日より私達は友だ。キミトに何かあった時は、必ず力になろう」


「俺も! マブールに何か合ったら……絶対助けるよ! 」


「では……どうだ? 酒はいける口か? 」


「おう! 少しなら付き合えるぜ! 」


「ならば行こうか、友よ! 」


こうして、ケモミミ同盟は夜の街へ消えていった。






ーーーーーーー


「き・み・と・さ・ま! 何で正座させられてるかわかってますか~? 」


「あはは、さっぱりわからないな~(汗びっちょり)」


「き・の・うは! 私達と夜ご飯を食べる約束(今話冒頭)を忘れて……女の子の匂いを沢山させて……一体どこに行ってたんですかね~……」




…………すまん、マブール……出来れば今助けてくれ






ーーーーーーー


一方その頃


「マ・ブー・ルく~ん……昨日は何処で女の子と遊んでたのかな~? 」


「な……なんのことやら……(冷や汗ダラダラ)」


「し・か・も……新しい武器買うのに貯めてたお金全部使っちゃうとか……マブチンのダ・イ・タ・ン♪ 」


マドリッド……大層お怒りのご様子……。




…………すまん、キミト……出来るなら今助けてくれ

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