表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

25/70

3-3 「猫耳」メイドは最高です


半ば強引に村長宅を追い出された俺は、行く宛もないので散歩していた。


すると、買い物カゴを持っている見慣れた猫耳少女を見かけた。


向こうも俺の存在に気づいたらしく、小走りでこちらへやって来た。


「キミトさんにゃ! 」


朝から元気だな。


「キミトさん! おはようございますにゃ! 」


なんて眩しい笑顔だろう……。


「おはよ! 朝から買い物かい? 」


俺は出来るだけ無難に返した。


「あの! 今日はキミトさんに食べてほしくてケーキ焼いたんですけど……トッピングが足りなくて……この後村長さんの家に呼びに行こうと思ってたんにゃけど! シャルちゃんはどっか行っちゃったけど…………うちに食べに来てほしい……にゃ……」


可愛いにゃ~、ケーキじゃなくてシアンを食べたいにゃ~


…………うん、マイリルの姉御に今度こそ消されるから絶対に手を出すのはやめておこう。そうしよう。


「うん! 時間もあるから、ありがたくご馳走になるよ! 」


俺達は、シアンの家に向かった。



「入ってにゃ! 」


シアンの家は簡素だが掃除が行き届いていて、清潔感がある家だった。


「ケーキはもう焼けてて、あとは盛り付けするだけにゃんで、そこで手を洗った後椅子に座っててほしいにゃ! 」


俺は案内された洗面所に向かうと、その部屋はシャワー室の隣のため、脱衣場を兼任していた。


そして、洗濯前の服を入れて置くためであろうカゴの中に、昨晩シャルが来ていた服が入っていた。そして、服の上には、黄色の下着が入っていた。昨晩はショートパンツと同時にシャルが下ろしてしまったため、見れなかったものだ。


シャルの下着に興奮していることがバレたら、間違いなくシアンに嫌われるだろう。


俺は激しい誘惑を断ち切って、急いで手を洗って、リビングに戻った。


しかし……先程のあれで、つい昨晩のことを思い出してしまい、ムラムラが収まらない……。


「あっ! ご主人様にゃ! 」


…………シアンは、何故かメイド服に着替えていた。


俺の目の前でクルっと1回転すると、投げキッスしてきた。


ちょー可愛い。


自前猫耳のフリフリメイド服……。


そして、血の繋がりはないはずなのに何故かシャルにとても良く似ている……つまりは超絶「美少女」。


可愛いに決まってるよね。


「ご主人様しゃま~……いっぱい食べてほしいにゃ~」


もう、ケーキじゃなくてシアンを食べてしまおうか。


これでそんな気はなかったとか言われたら人間不信になるわ。


「ご主人様! あ~ん!! 」


最高かよ。


「……うん! めっちゃ美味しいよ!」


俺が感想を述べると、にへ~とした笑い顔を浮かべた。


可愛いかよ。


「ご主人様! 生クリームついてるにゃ! 」


恥ずいやつやん。


「動かないでね! とれたにゃ!(パクっ)」


…………最早愛おしさが果てしない。


「天使」、「美少女」に次いで、恐ろしい伏兵が現れた。


「えへへ~……私も食べよ~……」


シアンは、ケーキを取り分けるとフォークで一口サイズに切った後、食べずにフォークを眺めていた。


「あの~……ご主人しゃま……良かったらこれ、あ~んしてほしいにゃ! 」


甘えん坊かよ。


俺はシアンからフォークを受け取り、あーんしてあげた。


シアンは凄く嬉しそうだ。


そして、シアンのほっぺにも生クリームが(いつついたのだろう? )


「シアン……生クリーム……とってあげるね……」


俺は指で生クリームを拭って、口に運んだ。


その後、「収納」からハンカチを取り出してシアンのほっぺと自分の指を拭いた(何故最初からそうしなかった?)。


「えへへっ、ありがとうございます! ご主人しゃま~」


可愛すぎかよ。


「ご主人様~また取ってほしいにゃ~」


……シアンは、唇に生クリームをつけて目を瞑っている。


……これは、そういうことだよな?


……本当の意味で取ってほしいってことじゃないよな? 自分で舐めとれば良いんだし。


俺はシアンの唇に自分の唇をくっ付けた。


普通のキスをした後、そのままシアンの唇に軽く舌を這わせて、生クリームを舐めとった。


シアンはされるがままになっていたが、俺が離れると、赤面しだした。


この世界の女、赤面してばっかだよ。


シアンはチラチラとこちらを物欲しそうにみている。


これはもう……こっちから言わないのは失礼だな。


「シアン。好きだ! 抱かせてくれ! 」


シアンはビクっと体を震わすと、どうして良いのかわからなさそうにしていた。


「シアン、嫌なら拒んで良いぞ……」


俺はシアンの後頭部を抱いて、キスした。


そしてそのまま舌を絡ませた濃厚なキスも行った。


俺はシアンをお姫様抱っこして、寝室に案内させた。


そして、シアンをベッドに寝かせた後、ロングスカートを捲り上げて、着衣のまますることにした。


シアンは恥ずかしそうにしつつも、全く抵抗しなかった。


「ご主人しゃま……優しく……してくだしゃい……」




この後、時間を忘れて行為に準じた。






ーーー美少女視点ーーー


私は、エルドライドさん改めマイちゃんとの話し合いを終えて、家に帰って来た。


実際、話し合いと呼べる様な会話は10分足らずで終わった。


昨日の謝罪に関しては1分で話が終わった。


私はマイちゃんの器の大きさを尊敬して、せめてマイリルさんと呼ぼうかと思ったが、本人が

「友達がいたことがない」

と、非常に悲しいことを言うので、お友達になってもらった(抱き締めたらびっくりされた)。


「ただいま~!シアン~何処~! 」


私は返事がないシアンが寝ているのかと思い、寝室へ向かった。


……。


半裸の男と服が乱れた女(何故かメイド服)。


………………あっ……。


三人の視線が交差した。




「あんた達~! 正座!! 」


この後、めっちゃ怒られた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ