シガニーさん頑張る!!
弱った・・・ うちの参謀のピンチだ・・・
「なぁクロウ、シガニーの事はどう思ってるんだ?」
「・・・そりゃ、あんな素晴らしい人いないよ、眉目秀麗、才色兼備、頼りにしている」
「女性としては? 好きってことでいいのか?」
「・・・はい・・・」
「そうかぁ」
「でも、あの料理だけは!! 僕じゃなきゃ死んでるよ? 食べた瞬間胃に回復魔法かけないといけないんだよ」
「・・・そうかぁ・・・ わかった、できる限りのことやってみるよ」
「助けてくれるの?」
「できる限りだけな・・・」
危ないからと二人を残し、一人食堂に赴くラッセル。
開いた扉の前には食道の前を通ろうとして行き倒れた者達が・・・ 魔王軍存亡の危機かも?
「エリザベート、シガニーいるかぁ? ちょっと出てきてくれ」
この臭いの中入るのは魔王だろうと無理だ!!
「なーにまおーちゃん」
「魔王様お呼びになりまして? 忙しいんですけど・・・」
「実は二人が料理を作ってると聞いてな、みんなが好きな料理のレシピを伝えようかなって思ってな」
「でしたらまた後でお伺いしますわ。今、最後の追い込みですの」
「あ~ クロウの大好物だから作ってやって欲しかったんだが・・・ 残念だぁ」
「魔王様、クロウ様の好物とはなんでしょう? すぐ伺います、是非教えてください」
「そうかぁ、じゃあ門の前で教えるよ。あと、クロウはスープ嫌いって言ってたからスープ飲ますと嫌われるかもしれないなぁ~」
「そうなんですか? 教えて頂いてありがとうございます。エリザベートさんあのスープはヴラド様食べますかしら?」
「美人二人で作ったんだ、きっと残さず食べるさ、全部もらっちまっていいのかい?」
「はい」
(ヴラド・・・ すまん・・・ おまえの鍛えた胃を見せてくれ・・・)
「では、魔王様参りましょうか♪ 私頑張ります!!」
「あ・・・ うん・・・」
しばらく歩いた後、耳をつんざく叫び声が聞こえた気がした・・・
きっと、気のせいだ・・・
無事でいてくれヴラド・・・
「今の声、ヴラドさんかしら? エリザさんの手料理でうれしくてはしゃいじゃって・・・ ウフフ♪」
「そっ、そうですね・・・」
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