魔王様の普通の日常
「魔王様、起きてください」
「後2時間したら起きるから・・・」
「普通5分とかでしょ?」
「普通って誰が決めたの? 俺には俺の普通があるの・・・」
「つべこべ言ってないで起きなさい!!」
昨日までいっぱい働いたからゆっくり休ませてくれてもいいんじゃないか? 大体、魔王に命令するなんて、いい身分だな参謀殿よ!!
まぁ、言ったところでクロウに口では勝てないので言わないのだが・・・
「特にやることなんてないだろうに・・・」
「やることなくてもいてもらわないと困るんです。この国の一番トップなんですからね」
魔王って面倒だな・・・
一方その頃、別室では・・・
「えりえり、おめでとう!!」
「ありがとう、あんあん♪ あんあんも好きな人いるんでしょ?」
「ん・・・ よくわかんない・・・」
そっと少女の頭を撫でるたくましい腕、その女性は優しく微笑む、そのうちわかるわ・・・
「男の心を掴むには、まず胃袋を掴むのよ!! わかってるわねシガシガ!!」
「エリさん、やっぱりそうなんですね!! 私、がんばります!!」
魔王の間
「よぉ、ヴラド今回は助かったよ、ありがとな」
「いえいえ魔王様のお役に立てて何よりです」
「人魚ともうまくやっているようだな」
「はい、魚に餌をぶら下げれば言うこと聞かせるなんて簡単ですよ」
「餌って?」
「はっはっはっ、気にしない気にしない。それでですね魔王様ちょっとご報告したいことがありまして・・・」
ヴラドが落ち着き無く扉の方を見る。
「どうした魔王様にはやく話さぬか」
「いやセガール殿、エリザベートがくるまで待って欲しいのです・・・」
扉が開きエリザベート、シガニー、あんじーが入ってきた。
「エリザ!! 遅いじゃないか?」
エリザ?
「ごめん、ごめん、あっちで話し込んじゃって♪ もう話したの?」
「いや、エリザが来てからと思ってさ」
「目の前で話されると照れるじゃない・・・」
「だって、大事な事だし・・・」
「おいっ!!」
「あっ、魔王様、僕たち結婚しようと思います」
「「「はい!?」」」
男衆が驚きに声を無くすのだった・・・
読んで頂いてありがとうございます^^




