作戦会議
魔王の間に用意された長いテーブルに座る7人。
クロウ、ドラクル、ジャン、セガール、あんじー、シガニー、そして魔王ラッセル。
「皆、状況はわかってると思う、クロウが敵の正体を見つけた。聞いてほしい。クロウ頼む」
クロウが立ち上がり、皆に説明する。
今回こちらに向かってる敵の正体はゴーレムという種族、魔法生物であり明確な意思はもたないため、会話自体は成立しないはずである。
どんな鉱物からでも生まれる事が出来、今回対峙したゴーレムは土から生まれた物、マッドゴーレムと言われる物とサンドゴーレムと言われる物の間くらいの存在と、アイスゴーレムと言われる氷から出来た物と想像される。
他には石からできるストーンゴーレムや鉄からできるアイアンゴーレムなどが確認されているらしい。
アイスゴーレムが混じってる以上、北の氷原からきたことは間違いないと思われる。
今回、なぜ大量発生したかは不明である。
自然発生ならば、早急に原因を突き止め、その元を防がねばならない。
もし人為的な仕業ならば大本を突き止め断たねばならない。
「それで、どうすればいい?」
「はい、魔王様、敵の数は大勢、その強さは一体一体が牙族並、このままでは圧倒的にこちらが不利になります。なので・・・」
クロウ、あんじー、シガニーが率いる魔女軍団の火炎系魔法で、アイスゴーレムを空中から一網打尽にします、ゴーレムどもは空を飛べませんので安全に数を減らせるはずです。
推測ですが、泥と砂で出来たゴーレムは熱を与えることによって、水分が飛び変化するのではないかと? 思われます。
壊しやすくなれば牙族以外でも力になれる可能性が生まれます。
魔王様、ドラクル、ジャンが率いる陸上部隊で波状攻撃を仕掛けます。
壊しては逃げを繰り返し誰一人犠牲を出させないようにしてください。
そして、セガールさん・・・ 戦えないもの達を南へ運んで頂きたい、負けるつもりはありませんが魔王城まで敵がくる可能性があります。
どうか、よろしくお願いします。
そう言って頭を下げるクロウ。
「しかし、クロウ殿、わしらもおった方がなにかあったとき力に・・・」
「セガール、悪いが頼む、おまえにしか頼めないんだ」
そう言って立ち上がり頭を下げる魔王。
「魔王様・・・ わかりました、魔王様の命令確かに拝命いたしました、南へ行きわしだけ急いで帰ってきますぞ、よろしいですな!!」
昨日のうちにハーピーを南へ飛ばしてあり、謎の敵の事も伝えてある、おそらく今日の夜には着くはずだ、新しい情報も随時南へ飛ばす。
では、皆、頼む。
魔王の言葉に、各々のかけ声と共に準備を始める。
大きな戦いが始まる。
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