侵入者!!
「魔王様、上層の魔物が他の地域の魔族に殺されているという報告がございます。明日、皆を呼び寄せ対策を」
「わかった、準備せよ」
上層に侵入者か・・・ 侵入者かぁ・・・
翌日
「魔王四天王よ、よく集まってくれた、魔王様は・・・ もうすぐくるはずだ・・・」
エリザベートがテーブルに頬杖をついて聞いてくる。
「クロウ様、今日はなんの話?」
「上層の弱い魔族が他のダンジョンからきた魔族にやられてるらしい。助けて欲しいと打診がきたのだ。どういう風にするか皆で相談を・・・」
そのときドアが開く。そこに立つのは体に血がついた魔王ラッセルだった。
「どうされました!? 魔王様!!」
「あっ、、、うん、侵入者どんなんかなぁって見に行ってみたら、ちび悪魔達いじめてたから・・・ 殴った♪」
羽のついた小さな悪魔が二匹パタパタと羽を動かし魔王の後ろをついてきた。
「魔王たま、しんにゅうしゃぼっこぼこ~」
「魔王たま・・・ かっこええ」
クロウの顔が強張る。
「魔王様・・・ その血はご自分の?」
「まさか!! 相手の返り血♪」
「今日なんのために集まったか覚えてます?」
「あ・・・ なんか・・・ その・・・ ごめん・・・ 」
「どうするんですか?わざわざ集まってもらったのに・・・」
「あっどうしよ・・・?」
四天王の冷たい目が注がれる。
クロウと四天王が席に座り話し合いをする。
ヴラド「クロウ様、どうします?」
クロウ「とりあえず少し強い奴に上層にいてもらおうか?」
クロウの前に置かれたカップにお茶が注がれる。
エリザベート「こっちもお茶もらえます?」
返り血を浴びた服を、執事服に着替えたラッセルが無言でお茶を注ぐ。
ドラクル「いっそ魔王様に門番してもらったらどうですか?」
一同「いいね~」
「魔王の扱いひどくね?」
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