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四天王

 ここは魔王の間


 前魔王の残した椅子に腰掛ける、中々がっしりした椅子だ、椅子の肘掛けに手を置き逆立ちして腕立てをしてみた。うん、使える・・・


「魔王様、なにやってるんですか・・・」

「クロウ、この椅子結構具合いいよ」

「ラッセルちゃんが魔王っぽくしたいから四天王とか作ろうって言うから選んできたよ、ほら、座って魔王っぽくして。」


 私はシブシブ椅子に座る、いい運動になったのに・・・

 クロウの声で魔物が呼び出される。私の直属の部下に期待を膨らます。

 のそっのそっのそっ

 がっしりした男が3人、がっしりした女が1人、魔王こと私の前にでて、ただブラブラしてる・・・


「ちょっと、みんな挨拶して!!」


クロウが言う。


「ヴラドです。」

「ドラクルです。」

「ジャンです。」

「エリザベートです」


・・・・・・・・・一人鼻ほじってるし・・・

違う!! こんなの四天王じゃない!! おいっクロウ!!

 

「四天王ってこんなんじゃないだろう? やり直せ!!」


クロウが四天王に指示を出す。


やり直し!! 


「土のヴラドここに推参!!」

「土のドラクルまかりこした!!」

「土のジャン御前に!!」

「土のエリザベート華麗に登場!!」


・・・・・・・・・ なんでみんな土なん?

ヴラドが答える。


「いやそんなこと言ったってうちらの種族魔力あっても、魔法使えませんし、火とか水とか風って完全に詐称じゃないですか? かろうじて土かなって・・・」


クロウ・・・ 魔法使える奴選べなかったの?


「魔王様、彼らは間違いなくこのダンジョンで魔王様に次ぐ実力者でございます・・・」


そっそうなの・・・? 仕方ないか・・・ わかった。

魔王ラッセルは立ち上がり、体とマントを翻す!!


「魔王四天王よ!! 我に使えよ、その働きに期待しておるぞ!!」


「「「「・・・・・・・・・」」」」


「そこは、返事しなきゃ駄目でしょうが!!!」





読んで頂いてありがとうございます^^

笑って頂ければ幸いです。

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