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自分用レビュー  作者: くーくま
48/224

愛憎の花(笑)

悪役令嬢もの。

異世界転生もの。

スキャンダルあり。


評価は「読んで悪いもの」です


スキャンダルは第2章『梅子、妙な男と出会う』にあります。

早目のスキャンダル配置なのでそこで読むのを止めるかどうか、早い内に決める事ができます。


悪役令嬢ものでは珍しく、主人公はブチャイクです。

ですが、負けるかコノヤロォーて感じで頑張る話なんですが、なぜかそこにスキャンダルがw。

平民落ちエンドにしたいようで、その為のスキャンダル配置のようです。

スキャンダル時に出てくる'フーキ'さんの名前に注目です。

この人物だけカタカナです。'風紀'->'警察'です。

ここではスキャンダルを裏側に隠す為に誰かに助けられた、という展開にするために空想人物を配置しています。

このスキャンダルの展開では、暴行->笹森が発見->警察を呼ぶ、という展開を順番を変える事で隠しています。


この後の展開はまあわかりやすいです。梅子転落で平民落ち決定の話になっています。

執事が梅子相手に平易な発言をする事で、梅子が町娘扱いである、という事を示したりもしています。


『煎餅かクッキーか、それが問題だ』で、通報してくれた笹森に御礼と口止めに向かいます。

'煎餅'の比喩と'クッキー'の比喩についてはあまり深読みしないでおきます。

クッキーは割れ物、煎餅も割れ物、ですが、ここで暗示をしているかはわかりません。

ここでは執事が肉をお土産に勧めている事がポイントでしょう。

大きな肉=梅子、です。

笹森さんとこに嫁に行け、と暗に示しているように受け取れます。

ですが、そこまで決める事が出来ない梅子は当たり障りのない土産にした、とすると解釈は無難です。


『梅子、同年代の女の子に恐れを抱く』で、笹森の幼馴染の女の子が登場し、梅子の口を塞ぎます。

これで、黙っているから大丈夫、と梅子に暗に伝えます。




この話の裏側の黒い部分があるとすれば、ヒロイン役が梅子の家に入り、平民から貴族になった、から、梅子は貴族から平民に落ちた、という展開があります。

つまりは、1人上に上げたから1人下に落とした、という事で、スキャンダル自体が梅子の父の計画だと言う事が考えられます。

そうなってくると、貴族社会の勢力争いで、邪魔な貴族の血を平民に落とし、自分達に都合のよい人物を成り上がらせている、とも取れます。

作品の情報量からそれ以上は読めません。



総じて、現時点(20170307)で「読んで悪いもの」です。

この手の作品はスキャンダル後に行動を開始して成功、という展開ものがほとんどなのが結構精神的にクルものがあります。

平凡な人生を捨てて波乱のある人生に立ち向かう根拠というものがスキャンダルなのでしょうが、正直読み辛いです。


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