悪役令嬢はダンスがしたい
悪役令嬢もの
ハッピーエンドですが、変な裏があります。
評価は「読んで良くも悪くもないもの」です。
ダンス好きな悪役令嬢の話です。
権力のありすぎる家の令嬢で、気弱設定で、権力を使わないようにするために配慮している主人公ライラック。
バッドエンド回避ために勉強にマナーに色々と頑張る発言をします。
そしてダンスにはまります。
裏らしい裏はありません。
あるとすれば、ヒロイン役も含めてライラックの計画、の可能性があると言う事だけです。
それの裏付けは最後の『いつも私を幸せにする』で最後の言葉が逆さ表現になっている部分です。
それまでも「好き」という部分で逆さになっている可能性があります。
根拠としてありえないルートですが、ライラックはダンスの練習相手をしてくれたアーノルドに恋をしている、という可能性があります。
そのため、ヒロインを王子にあてがい、取り巻きをけしかけ、王子側からライラックへ婚約破棄をさせる、という方法を企んでいる可能性はありますが、これは根拠として薄いです。
どうやっても婚約破棄には至らないでしょう。なぜなら設定で、ライラックの家の権力が大きすぎるのでそう出来ないからです。
そもそもそれを知って王子にアプローチをしているヒロインが、何か裏があるのでは、と思わせる状況になっています。
下手をすれば、家ごと吹き飛ぶリスクを抱える価値があるのか、という事です。
王子と婚約破棄してもアーノルドと結婚できる可能性はほぼないはずです。格が違いすぎて認められないからです。
それこそ駆け落ちか傷物にならない限りは。
だからこのルートは見えてこないはずなのですが、裏側を考えるとこのルートしかなかったりします。
裏側ルートで、部屋に集まっての話し合いで、ライラックが責められる事なく、取り巻きだけがその責任を問われている事に対してベティあたりが批判をしています。
また、『あなたの言葉が』『あなたの目が』で、フローラルがライラックの代弁をしているように見えます。
総じて「読んで良くも悪くもないもの」です。
スキャンダルのない、お話なので安心して読めます。




