公爵令嬢の嗜み
悪役令嬢もの。
過激な表現がなく内政ものです(20170222)
バッドエンド回避ものです。
評価は「読んで良いもの」です。
地雷がないです。
魔法を入れてないので書くのが難しい類なんですが、そこそこまとまっています。
転生者チートを使っていますが。
初めを読んで、問題なければその後も問題なく読んでいけます。
粗筋は、悪役令嬢アイリスは婚約破棄のシーンで転生者である事を思いだし、婚約破棄の後に待ち受けるバッドエンドを回避するために動く、というものです。
裏がないのでこのレビューではあえて書く事も少ないです。
あるとすれば、展開の流れにおいて、アイリスが自分で考えて動いているように書いていますが、これを転生者設定を外すと、婚約破棄が成立した後の使い駒として宰相を通じて第一王子派閥に使われる、という内容が見えて来ます。
第二王子を取り込んで侵略を画策する他国に対して、第一王子派として行動し、後に来る展開のための、既に公開されている札ではない、伏せ札として状況を変化させる役割です。
また、第一王子が表だって動かない為の見せ駒です。
裏はほぼないと言って良いので、作品の特徴ですが、内政ものです。
なろう小説作品としては良く書かれていると思います。
198話『会議』でざまあ展開とも言える内容になるのですが、ここに至るまでの展開の結果として悪くない内容になっています。
内政しながら第一王子との恋愛をわずかに交え、他国の工作により揺れ動く王国にどう対応していくのか、という部分を楽しく読むものです。
第二王子と共に他国と協調して王家を害する貴族を排除する物語とも取れます。
また、逆に王になれない第一王子が他国の力を借りて王になった物語、とも取れます。
評価は「読んで良いもの」です。
御都合すぎる展開がなく(転生者設定を外した場合)危機への対処に疑問を抱く事がないので読み易いです。




