入れ替わり令嬢奮闘記録
初めはスキャンダルらしきものがない展開です。
15話から書き直しにより、スキャンダルがあった前提に置き換えられています。
表面だけ見たければ読めます。
評価は「読んで悪いもの」です。
15話で元もと終わっていたらしいものを書き換えて続けたそうです。
そこからルート変更をし、裏側設定を盛りこんでいます。
その裏側もそこらによくある方法で焼き直しのように見えるので、どうにも人気が出たから、もしくは書籍化の打診があったのかで介入があったように思えます。
場合により、人気が出たから余計なものを含ませた、とも取れます。
正し、話は終わっておらず、15〜20話の展開でそう見えるというだけです(20170214現在)。
この先変えるかも知れませんが、ルート変更後の展開が変わらないなら読むのはあまりお勧めしません。
ルートが変わらないままに進むなら、どこぞの方と打ち合わせしたか、ゴーストライターが焼き直しして、いずれ書籍化します、とか出てくる展開になる可能性があります。
よくあるんですよ。人気が出たから、書籍化します、で、話に裏を入れ始める小説が。これがそうとは言いません。
単に私からみて15話以降の展開がそう見えるだけです。
読む方の自己責任で小説を読んでくだされば良いです。これはあくまで自分用レビューですので。
粗筋は、皇子と婚約したエリーゼ嬢。ある日、突然、別人の体に精神が入ってしまった、という所から始まります。
体はシャルロットという、以前に皇子相手に不敬を行ったいわくつきの人物。
さて、エリーゼの運命やいかに。皇子と結ばれるのか。
というものです。
エリーゼとシャルロットが入れ替わってしまった理由は、シャルロットが黒魔法を行ったせいです。
そしてシャルロットは以前の不敬のために、2人に近付く事も出来ないように対処され、また、そのような人物がエリーゼの事に何を言っても無視されるのがわかっているので最初はこの状況自体に絶望します。また、黒魔法によって、同じように元に戻せないよ、という情報をシャルロットの置き手紙から知ります。
なのでシャルロットとして生きる事を選びます。
シャルロットはかなり太っています。まずはダイエットをします。
次に皇子に謝罪して令嬢としての復権を目指して、別の婿を取る、という目標に進みます。
中身はダンスが得意なエリーゼ。ダイエットを続けながらダンスもすぐにうまくなります。
ここで一つ目のルート分岐です。
表の話はダンスをよりうまくなる必要があるから仮面舞踏会に参加する、となります。
裏は、設定を省いた場合、このまま令嬢としてどうにもならない状態では駄目なので、仮面舞踏会に活路を見出そうとする、です。
裏設定の場合はダイエットも要らない体型の可能性が高いです。ただ、表の社交界にも出れないので、となります。
表ルートは15話で終わった話とするなら、皇子と結ばれて'ざまあ'展開なのでしょう。
作り変えた話でも表はその展開です。
裏ルートはこの仮面舞踏会から謝罪展開の直前までになる14話までが一つの区切りになっています。
裏展開は7話の時点ですでにスキャンダルです。
まず15話まで表を辿ります。
7話の仮面舞踏会で皇子と出会います。
中身シャルロット表エリーゼはその性格から婚約者に不適格と噂され始めています。それを不審に思った皇子が情報を集めている、という展開です。
そこで中身エリーゼ表シャルロット(エリーゼと書きます)と出会います。
エリーゼなのでダンスが得意です。皇子もダンスが得意なので表エリーゼを選んでいた所があります。
そのため、エリーゼに好感を持ちます。
何回か舞踏会で会っている内に、情報収拾の結果、シャルロットの中身がエリーゼである事を突き止めます。
そして、中身シャルロット表エリーゼと婚約破棄して、エリーゼと婚約してハッピーエンド、が15話(最終話)を書き換える前のようです。
15話までの裏です。
7話で狼仮面が出てきます。狼仮面はエリーゼに無理矢理行為を要求します。それを鳥仮面が助けます。共犯です。
よくあるヒーロー詐欺です。これにコロっと騙されたエリーゼ。
帰宅時には、門限を過ぎ、足元もおぼつかなくなるような状況になっています。
つまりは、ここですでにスキャンダルです。
仮面舞踏会で'同意があれば行為に及んでも問題ない'のなら、騙して同意を得ても'問題ない'という考えの連中がいたという事です。
実際にその時に行為に及んだのかまでは書きませんが、その後も何度も仮面舞踏会に参加していますので、その間にゴニョゴニョでしょう。
さて14話です。
皇子への謝罪に対して、太った体であるという設定のために『一年で人前に出ても恥ずかしくない体にする』と言っていました。
謝罪をする日、父に会って、その確認を求めます。
ここの会話が醜悪です。
「約束ですよ。父様。『人前に出ても恥ずかしくない身体にする』そう言ったではありませんか」
「・・・ああ、そうか、思い出したよ」
です。既にスキャンダルを起こした身です。令嬢としては『人前に出ても恥ずかしい』身体です。
この前提があれば、ここからの会話はその意味がよくわかります。
話を濁す父とそれにより、自身のスキャンダルはもう知られていると分かる主人公、という描写です。
これを仮面舞踏会に出席しても表面上なんでもなかったように見せている作品内容です。ここまでは。
さて、15話以降です。
書き直して更にパワーアップしました。
ここまで表ルートで来た、という前提でレビューを読んでください。
15話のために14話の内容に触れます。
ここからは中身エリーゼ表シャルロットをシャルロットとして書きます。
ルート変更したようなので。
14話で見事、婚約者になれたシャルロット。
かつて中身エリーゼ表エリーゼであった事に皇子と踊った曲を踊る事で婚約者に相応しいと示します。
その帰り道、暴漢が馬車を襲います。
ここから15話になります。
表はそういった危険から身を守る為に護身術を身につけていく、という展開が20話までです。
裏です。
15話で狼仮面として登場した人物が、シャルロットを狙って登場します。
仮面舞踏会で目を付けた、という事になっています。
馬車を襲撃され、父である伯爵は怪我をします。
話を変更したルートに見え隠れする裏としては、これがエリーゼに以前起こった事件として登場しています。
身体が入れ替わった、とされる時期からエリーゼは夜会などに出なくなりました。
その根拠がこれになります。
そしてその指示をしたのがシャルロット、という裏内容のようです。
危うい所を、エリーゼの父親の公爵に助けられます。
エリーゼが被害者になり、夜会に出なくなり、やがて婚約破棄になる事実を作ったシャルロット。
恨まれて当然です。なので、作り変えた話ではその復讐のために、シャルロットが婚約出来た事になります。
そんなに婚約して一緒にいたいんならやってみろよ、出来るんなら、という事です。
この話で、公爵が
「娘に手を出した。・・・それだけで充分だ」
と言っています。ここが話が作り替えられたのが分かるポイントです。
伯爵が言っていません。エリーゼの父である公爵が言っています。
そして、わざわざシャルロットの前でです。伯爵も事実を知り、恐らく公爵の側についています。
後でお家取り潰しは確定でしょうが、既に罪状もばれて逃げ道もないから大人しく、せめて事態の収拾だけでもする気でしょう。
シャルロットがしたからと言って、伯爵に罪がないか、では済みません。
行った罪に相応しい罰が必要で、それだと皇子の婚約者候補でほぼ婚約者確定であったエリーゼを害し、皇子の名誉にも傷を付けた事に対してはそれ以下の罰などあり得ません。
国に喧嘩を売った、と言えます。
既に自身の犯行がばれたを分かったシャルロット。その会話運びがその後の展開で分かります。
あえて書くなら、
「...何故、父上は今日、あの場所に・・・?」
です。ここで既に自分の犯行がばれた事を薄々と気づき始めます。
そうでなければ馬車の襲撃現場に居合わす事が不自然です。
その後の会話での皇子の発言、
「・・・急いで帰るように言ったのは俺だ。俺が・・・エリーゼを危険な目に・・・」
これは過去のエリーゼの事件について語っています。
その後の「ロトール公爵」から始まる会話は、罪滅ぼしをしようとする伯爵に対する脅しです。
「そこで無様に寝姿を晒すようであれば、私は絶対にやつを許しはしないでしょうな」
とその会話の中にあるのですが、『寝姿を晒す』という部分で、この先のシャルロットへの断罪において、手心を加えたり、協力を渋ったりすれば許さない、と言っています。
立つ、座る、寝る、という表現ですが、比喩でもあり、昔の会議の姿でもあります。
賛同するなら立ち、反対するなら座る。これが基本で、寝るならさぼる、怠ける、です。
罪滅ぼしすると言ったのにそれに協力する事もなく、また、意欲的に参加もしないというなら絶対に許さない、といっています。お取り潰しが一族郎党にまで及ぶ事態に発展するでしょう。
ここから先のあからさまの皇子のシャルロットへのアピールは逆の意味を持ちます。
プレッシャーをかけながら、同時に「これが欲しかったんだろ?どうだ?まだ欲しいか?」と言った感じです。
16話でシャルロットは公爵に会いにいきます。
どうにか許してもらおうと必死です。
ここでもジャムが出てきます。公爵が自身で紅茶を入れている事も若干重要かもしれません。基本上位が下位の為に紅茶を淹れるというのはなく、それは失礼な状況になります。ですが、既に失礼な事はした後なので気にする必要もない、という遠回しな表現かも知れません。
ジャムを紅茶に入れる、ですが、普通には比喩はありません。ですが、1話でもジャムが出てきています。苺ジャムだと考えて、こういった場合は深読みすると子種、を比喩します。
1話にある部分を15話以降の話に用いて、襲撃成功を暗号として伝えた、という内容にし、16話ではそういった事があった事をシャルロットに伝えています。つまりは、知っているぞ、と犯行がシャルロットの計画であったと既に判明しているぞ、と暗に示します。
この後にある
「何を、悩んでいた?」
からの会話は、シャルロットがどうやって許してもらおうかと考えている展開になっています。
ですが、こういった展開になります。
「・・・父様、怪我を・・・して、それは・・・私のせい、で・・・」
「・・・」
「私・・・どうすれば、よかったのか・・・」
「・・・どうにもならん」
「えっ・・・」
つまり、シャルロットは公爵に言いにくいながらも話を切り出そうとしますが、公爵は「どうにもならない」と切り捨てます。今更許す気はない、と言っています。
ここの話の展開で'父様が怪我をした'の父様はエリーゼと読みかえるのがこの話の展開としては妥当かも知れません。
「過去は変えられん。やつ(エリーゼ)は怪我をした。それは変わることはない」
「ですが・・・私が、何かできれば・・・」
「何か出来たのか?」
「・・・いえ」
という展開になっています。既に起きた事件はなかった事にならないよ、と言っています。
別視点にすると、シャルロットが自白しそうになって慌てて修正した、と見えます。
そして、その後の話で、'同様の'事件はこれからも起きるよ、と伝えています。
ここからは意趣返しを兼ねた断罪イベントです。
当然そういった事件を切り抜けながら婚約者やるよね?と言っています。
相手にさせたんだから、という展開です。
それでもシャルロットは良い条件でしょう。襲われるのが分かっているのだから。
それが分からずにまさかの襲撃にあったエリーゼほど条件は悪くもないです。
この後の会話ですが、
「・・・いい時間だ。そろそろ眠りなさい」
「・・・こんな気持ちのままでは眠れません」
「いいから眠るんだ。ほら、送るから」
となり、なんとか縋って許してもらおうとするシャルロットを容赦なく公爵は突き放します。
17話で、父である伯爵とシャルロットが話します。
「シャルロットは気にする事はない。今回の件は全てあの襲撃者が悪い」
「・・・」
「エリル様からはすでに聞いている。犯人の目星もついてるとな。ならばもうこの件は片付いた」
「・・・はい、ですが・・・」
という展開で、すでにシャルロットの犯行はばれてます、という会話になります。
だから今更ジタバタするな、という含みがあります。
これを聞いたシャルロット、エリルの所に直談判に行きます。
ここでも以前に起きた事件の話を、今回の襲撃事件に絡めて話をしています。
「まさか護衛を付ける前に襲われるとは思わなかったけどね。偽エリーゼとは関係のないやつだったけど」
という発言の部分です。偽エリーゼ=シャルロットです。発言は逆さ表現です。あてつけのための発言です。
ここでシャルロットにつけられる護衛が登場します。
この護衛が平民出、というのが地味に解釈しづらいです。
すでに何かの交渉で身体を提供したのか、町娘当然の身のシャルロットを表わしている可能性はあります。
20話までに判明する展開ではないので情報としては考慮しません。
護衛ティーラの発言ですが、シャルロットを敬わない事で言葉に意味を持たせています。
「(略)、自分より強いエリル様の護衛とかしなくていいんですねー」
「・・・え?」
という発言です。護衛なんですが、守る気はないよ、守るようにみせて事故に見せかけますよ、と告げています。
誰も守らないのは不自然ですから形だけ守って後は知りません、という事です。
この後の展開で繰り広げられるティーラとエリルの恋人話は、皇子とシャルロットの関係のための会話です。
ティーラの出自部分を考慮していいのかは微妙ですが、考慮するなら逆さ表現です。
「(略)嫁どころか働き口すら見つかりそうにない娘がこんなに一人前になって・・・(略)」
「よかったじゃないか。なんて親孝行なんだろうね、僕は」
という部分で、シャルロットの評価と親不孝者という言葉を伝えます。
その前の部分の拐う、という部分で、こうなるよ、って事です。拐って山奥でさよなら、です。
その後の会話で、皇子はシャルロットを妻にする気などない。だから3人目と言っています。
婚約者だけど、本妻にする人物とその愛人が出来てからあなたとは結婚しますよ、という事ですが婚約者が結婚しないなら誰が結婚できるのか、という所で成立しないので、3人目もあり得ない、という事になります。3人目云々だとしても、まずシャルロットが婚約者から一旦外れないと成立しない話です。
それを受け、その後の会話でシャルロットはこう言います。
「私に・・・戦える力をください」
です。このままだと死ぬ以外の選択肢しか待っていない事が分かった(少なくともその脅迫がある)ので自分で身を守るしかないと判断した、という事です。
会話の流れで護衛ティーラと同じように身を守れるようになるにはそれだけの年月かかるよ、と伝えます。
やれるものならやってみな、という事です。
この後に、ナイフの話が出てきます。
ここでも分かるように、ナイフを持っている事が重要だと言っています。
素手なら襲われても捕まるだけで済むかも知れません。ナイフで相手を斬り付け起こらせたら殺されるかもしれません。
そういう事です。捕まったら助けなきゃいけないじゃないか、という意味です。
18話で、ティーラが侍女服を着るのが意味があるかはやはり話の展開が読めないので不明です。
シャルロットに対して「お前はどうあがいても、命を助けるかも知れないが侍女程度がお似合いだ」と言っている可能性があります。
同時に、やはり既にシャルロットが非処女であり、その事実を知っている、という事かも知れません。
ではそれはどこで、という事になり、仮面舞踏会で、となり、それはエリーゼを襲う手駒集めとパーティの情報を得るために、とつながります。
ティーラの特訓がシャルロットへと課されますが、ティーラは教え方がうまくないと言って、実戦紛いの方法でシャルロットをしごきます。
教える着がない、とも言えます。
皇子がシャルロットに会いに来ます。
ここで狼の仮面が出てきます。これは、エリーゼを襲撃した人物がつけていた仮面、という証拠です。
それをあえてシャルロットに見せて、もう証拠も掴んでいるんだよ、と暗に示します。
「・・・エリーゼ(シャルロット)は見覚えがあるだろう」
と言います。そして、
「諦めが悪い。愚かな男だ。誰の女に手を出したか、徹底的に地獄を見せてやる」
「(略)そこで婚約者になったばかりなのに襲った所をみると、よほど執着してたみたいだね」
「・・・嬉しくないです」
という会話において、逆さ表現が使われます。愚かな男だ、は愚かな女であり、婚約者になったばかりは婚約者になる直前、です。
嬉しくないです、は本心でしょう。犯行の証拠とそれに対する罰をどれほど加えるかに対しての気持ちです。
そして、偽エりーぜ=シャルロットの状況を話します。
「確かに動きは無いが・・・引きこもり具合に磨きがかかったようでな。今では誰も部屋に入れないそうだ。食事も部屋の前に置かせてるそうだし。それに・・・」
「そんな感じで、外に出る様子は無いみたい。少しあてが外れた感じかな」
という展開で、自白すると思ったのに意外とがんばるね、的な会話がされます。
そして、プレッシャーをかけるために外出デートです。
19話でまたエリルとティーラの会話で皇子とシャルロットの未来の関係を示唆します。
「主と騎士だよ」
「未来の夫と妻です!」
という言い合いで、皇子と侍女の関係くらいまでなら許せるという内容になっています。殺すと損失も回収できないならとことん使い倒してやる、という事です。
別解釈は'騎士'を'既死'と読みかえて、死んでもらうよ的な表現かもしれません。
シャルロットはデートに嫌な予感しかないので誤魔化そうとしますが、強引に実行されます。
19話後半でネックレスが登場します。
以前にも出てきましたが、ここで'破局のネックレス'という名前が出てきます。
そしてネックレスに加工するのですが、恐らくは健康になるおまじないと書いているので病気になる呪いでしょうが、個人的にはどこにいても追跡できるようなものをつけた、と思った方が読み易くなるかな、と思います。どこに逃げても逃す気はないが、拐われたならあえて助けない、というようなもののほうが展開的にはしっくりきます。
20話でやはり襲撃されます。脅し兼本気です。あわよくば、という事です。
でも自白させたいのと半々でしょう。
襲撃が終わり、皇子はシャルロットとの仲をアピールしますが、そこでのエリルとティーラの会話が関係を示します。
「見てくださいエリル様、あれが恋人の甘える姿ですよ!」
「僕がティーラの胸に顔を埋めるの?ちょっと恥ずかしいなぁ」
「ぎゃ・く・で・す」
という事で、恋人の甘える姿ですよ、に「逆だ」と答えています。
ここまでで20話までの展開が終わりです。
ね?とても面白くない展開でしょう?
この展開は結構焼き直しとして、どうも'なろう小説'にテンプレ化して埋め込まれているようです。
人気が出たら、即埋め込み、という事なんでしょうか。
表面は中身エリーゼ表シャルロットのサクセスストーリーですが、
裏はスキャンダルの原因であり、犯罪者であるシャルロットの断罪イベントです。
これを例えば裏が読めない読者が「この話、良いよね」などと言ったら、勝手に裏側の話が「良い」と言ったと錯覚して何かと工作する人物がいるかも知れない、という事です。
他のレビューでも書きました。そして、この程度の事も読めないなら、現実でも同じような罠を仕掛けてもばれない、として仕掛けるための判断材料にしている可能性があります。
罠はばれないように設置して、それを取り締まる側にばれないように、他の人物が作動させてガッポリウハウハとかそんなやつです。
これがそういったものを想定して書かれたかどうかは知りません。読者の判断で決めてください。
なんにせよ、裏が見えます。読みにくい事この上ない、というのが個人的な感想です。
会話運びがそのようにしか見えない、というのがこの解釈の根拠です。
総じて、「読んで悪いもの」です。
15話で終わっていた話でハッピーエンドだったなら、7話からの裏が見えそうな部分もあるがまだ「良くも悪くもないもの」と言えたかも知れませんが、さすがに15話以降のこの展開を読んで無害なもの、という評価は出来ません。
7話からのスキャンダル展開が、15話からの話に繋がる(10話の家宅走査など)のですがこれも初めから繋げる予定だったのかどうか、です。その10話でシャルという愛称呼びからシャルロットという呼び名に変わるんですが、これを15話以降を考慮すると親子の縁を切るになり、そうでなければ、以前と違うシャルロット、という事でスキャンダルを匂わす展開です。
しかし地雷率が高い、というのが残念です。裏なく読めそうなものを探すのも一苦労で、良いものは更に探すのが難しい。埋めた後に救済しているならまだましですが、そのまま放置か悪化とか、裏展開とはつながらない表ハッピーエンドで終わりだとか勘弁してください、と言いたいです。




