※悪役令嬢もののスキャンダルについて
一部から抽出しました。
悪役令嬢ものテンプレエンド
/従者と令嬢の結婚(転落エンド)
これは令嬢が平民に転落するエンドです。従者の側を爵位のある側へと持ち上げる事は基本的に無いです。これは醜聞でしかないからです。
こういったものの話として、高位貴族の令嬢につく従者が男性のみで、ほぼ全ての面倒を見る、という事はまずないです。家ではメイドを使い、外で力仕事が必要な部分だけ従者、というのが定番ですが、まあ、ライト設定の小説なので'有り'、と思う方が良いのでしょう。この時点で現実味が少ないとも言えますが。
逆玉の輿などと男に夢みさせたいのと、それが醜聞だとわからない女性を騙したい作品となる。
令嬢と貴族エンドをハッピーエンドとして書くものがありますが、この従者側が特に優れた才覚を持ち、個人でも認められるだけの実績を積まない限りはまずないエンドです。
貴族令嬢と従者の結婚などすればその貴族家は周り全てを敵に回しかねない。その従者が天才レベルの能力を持ち、かつ何か実績を出さない限りは。そういった人物は最低でも騎士爵や男爵にいずれなるし、それに相応しいと思われる人物は令嬢の親族が支援してそういった状況を作り上げる。だが、それもない従者というのは所詮その程度、という事で貴族社会という設定ではこういった話は、何度も書くが醜聞です。
どうバッドエンドなのか、と書けば、現代風に言えば、護衛と護衛対象の恋愛です。これを醜聞に見るか見ないかはお任せですが、結果的に、護衛が護衛対象を傷つけます。護衛を依頼した人物は護衛対象がもっと良い他の相手と結婚する事を望んで、それを阻害する要因排除のために護衛を雇います。ですが、その護衛が護衛対象の価値を減じます。これは醜聞でしょうか、醜聞ではないでしょうか、となります。
このスキャンダルは発生するととても問題になります。護衛が役に立たない、むしろ護衛を置く事で被害が拡大する、とも取れます。そして、そういった逆玉の輿を狙う人物ばかりが護衛を職業としようとするため、役割が機能しません。別の例えを出すと、金庫番が金庫内の金をくすねる、などが言えます。




