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自分用レビュー  作者: くーくま
23/224

償いの婚約

途中止め。

変な単調なスキャンダルをぶっこんで話を駄目にした感じのものです。

読者が作品に求めるものを作者が否定した感じでしょうか。

裏を気にせず恋愛ものを読みたい方向け。

かっこいいヒーローが助けにきてくれて、その後に自分を取り合ってくれる的な展開が好きな方向けです。


悪役令嬢もの、と言うより婚約破棄後の生活を描いたものです。

実家が犯罪をしている事実を冷遇されている姉が暴くのですが、主人公は自身の婚約者と姉が両想いであるために姉の手伝いをします。

犯罪を暴く段階で、姉と婚約者の事がうまく結ばれる事を願って主人公は出奔します。

そして生活が始まります。


4、5話でもうスキャンダルです。

これがそれまでの生活のダイジェストであるか、ここでスキャンダルが起きたのか、という解釈の二通りがあります。

主人公が元婚約者達に発見されるまでの二年間に何があったかの要役みたいな部分と解釈が出来ますし、この単発イベントがあった、とも取れます。

どちらにしてもすでに町娘のように非処女になった主人公、という内容です。

単発イベントがあった、という解釈で進めます。

それまで求愛してきた男性も主人公に愛想を尽かそうとします。

なぜならどこぞのいい所の女性でまだ処女っぽいので嫁に欲しかった、というものが見て取れるからです。

求愛している男性も貴族だからその基準は譲れない、というものです。



そのイベント後はかかとを二回鳴らしたある童話の女性のようにおとぎの国に入ります。つまりは妄想です。

展開が変わる、と言ってもいいでしょう。


単発イベントは、決められた時間に間に合わないと思った主人公が近道をしようとして路地に入ってレイプされる、というものです。

話の表面は未遂で終わり、ここで元婚約者が登場して助けてくれます。

これはまあ御都合展開であり、妄想の中というものでしょう。

その後に現場検証にいき、事件により身元調査されたのでしょう。

元婚約者から呼出を受けます。

そこで突き付けられる、もう関係はない発言、となります。これも表面上は隠しています。

その後に、求愛していた男性からも同じような発言をされます。

それを逆さ書き、もしくは逆さ表現で書いている作品です。



裏設定別解釈ですが、表面をなぞる場合の単発イベント解釈ですが、早い時点で主人公は実は周囲に保護されている、という設定です。

求愛する男性である木宮は保護のために居る人物です。そしてタイミング良く元婚約者達に会わせるために情報を提供します。

あえて主人公と元婚約者が訪れた事のある喫茶店に行くなどして、主人公の情報を喫茶店を介して元婚約者側に伝えようとしています。

この解釈だと、単発イベントで元婚約者が主人公を助ける、という設定は計画的に仕組まれたものだと解釈する事ができ、これだと未遂で話は済みます。

が、そこまで考えた作品かなぁ、という部分で恐らくないでしょう。



総じて、裏が見え易く、またこれといって設定が有効でもない展開なので裏を気にせず恋愛ものを読みたい方向けでしょう。

かっこいいヒーローが助けにきてくれて、その後に自分を取り合ってくれる的な展開が好きな方向けです。


評価は読んで悪いもの、です。

上記に書いたヒーローもので、お気楽展開恋愛小説が好きな方には好物でしょう。


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