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翌日、リヤーはテッサナにクッキーを貰った。昨日のお礼だと言われて受け取ったが、むしろこちらがお礼をしたい気分だった。


昨日は楽しかった。自分の話をジッと聞いてくれるばかりか、テッサナは嬉しそうに相槌してくれた。大抵自分の話を聞いた者は顔をしかめるのに、テッサナは始終ニコニコしていた。


食事をした店から出ても話足りなくて、海辺を散歩しながら、ずっと話していた。いつの間にかテッサナの家までついて行ってしまった。


またテッサナと食事に行きたい。リヤーは美味しいクッキーを食べながら、そう思った。

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