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テッサナはリヤーがクズだと、知っていた。知っていて好きになった。
好きになったきっかけは、別に悪漢から助けてもらったとかじゃなくて、道を歩いて見かける内に好きになった。
たとえば売りに行く人間や獣人を引き連れていく姿は酷く目立っていた。それをなんとなく見ている内に好きになったのだ。
自分でも趣味が悪いとは思うが、好きになった想いは取り消せなかった。
今日も人間を売ってゲヘヘと上機嫌で笑うリヤーをテッサナはドキドキしながら、見つめていた。
テッサナはリヤーがクズだと、知っていた。知っていて好きになった。
好きになったきっかけは、別に悪漢から助けてもらったとかじゃなくて、道を歩いて見かける内に好きになった。
たとえば売りに行く人間や獣人を引き連れていく姿は酷く目立っていた。それをなんとなく見ている内に好きになったのだ。
自分でも趣味が悪いとは思うが、好きになった想いは取り消せなかった。
今日も人間を売ってゲヘヘと上機嫌で笑うリヤーをテッサナはドキドキしながら、見つめていた。
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