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岡田のおばちゃん
三井のおじさんの家と、岡田のおばちゃんの家は
俺の家を挟んで左右に建っているため、一度家の前を通り過ぎる。
それから五十メートルほど進むと、色褪せた屋根瓦の家が見える。
「おはようございます!岡田のおばちゃんいらっしゃいますかー?」
玄関をノックしてから、ガラガラっと玄関を開け
正面に広がる土間から挨拶をする。
「はいはい、おきてるよ。おや、さー君じゃないか。」
どうかしたのかい?と優しく聞いてきた。
「うん、ジャムを作ったからおすそ分け!三井さんにもあげてきたよ!」




