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お礼の品

実はだいぶ昔のやつのリメイクです

私は数年前から都会の喧騒に嫌気がさしてのどかな田舎町にひっこしてきました。見渡す限りの緑と鳥の声に包まれて生活が送れるというのは素晴らしいもので、気がつけば生まれ育った街よりもこちらの村に愛着を感じさえしていました。村の方も皆優しいんです。よくよそ者扱いされるみたいなことを聞きますがそんなこともなく皆都会育ちで右も左もわからない私にいろんなことを手とり足とりおしえてくれました。

その村には田中さんという高齢の女性がいました。田中さんは畑でとれたという野菜や果物をいつもどっさりとくれるんです。あまりの量なので一人で食べきれず愛犬のくぅちゃんにもわけあたえていました。そんなこんなでわたしは田舎での暮らしを満喫していました。

しかしある時くぅちゃんが姿を消したのです。家を出る前は確かにいたのに帰ってから名前を呼んでも姿をみせません。いつもならドアを開けただけで尻尾をふってでてくるのに。大慌てで家中探し回りましたごどこにもいません。知らない間に外に出てしまったのかと扉を開けると玄関の前に田中さんがたっていました。手には大量の果物。高齢の女性がこんな量を軽々ともてるとは思えませんが田中さんはその大量の果物のはいった箱を手にニコニコと笑っています。よく見ると田中さんの後ろには同じ箱がいくつもおいています。こんなに一人で運べるはずがないのですが周りに田中さん以外の人はいません。あっけにとられていると田中さんが口を開きました。

「あぁこれですか。いえね、お宅にくぅちゃんというわんちゃんいたでしょう」

田中さんにくぅちゃんの話をした覚えはありませんでしたし、大量の果物と犬になんの関係があるのかわかりませんがくぅちゃんの居場所を知っているのならそんなこと大した問題ではありません。しかし田中さんは不気味なほど大きく口角を上げて続けました。

「とても美味しかったのでお礼です。」


犬って文化によっては食べるらしいですね

おいしいのかな

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