表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/55

⑸初戦闘

初戦闘です。

基本的にイメージとしては万能型の侍です。

刀を振るいながら、体術も織り交ぜたり、魔法も併用したりと、バリエーションを増やす予定です。

彼の戦闘スキルのスペックは、地球にいた時から高めです。

自分の中でそういう設定が初期段階でありました。

そんな理人君の初戦闘お楽しみ下さい。

しばらく進むと、目の前に猪のような生き物が現れた。


「猪?」

『いえ、あれは魔物です。スモールボアと言いまして、ボア系統の魔物中では比較的小型の物です』

「あれでか?俺には充分デカくて危険な生き物にしか見えないが?」


地球で言うところの猪よりもデカく、性格は荒いように見えるスモールボア。

後足で地面を蹴りながら、こちらを威嚇する。


「これは回避は無理そうだな。奴さんはやる気満々だ」


こちらを威嚇するスモールボアを見ながら言う。

腰の刀に手を添え、腰を落とし構える。

スモールボアが突進してきたタイミングに合わせ、素早く刀を鞘から抜き、すれ違い様に一閃する。

所謂居合抜きだ。

数メートル走り抜けたスモールボアは、振り返り再び突進しようとするが、けども動く前にその首がぽたりと地面に落ち転がる。

そのまま傾き体が地面に音を立てて倒れる。

刀の血糊を払い落とし、鞘に静かに収める。


「フーッ」


そっと息を吐き出す。


「お見事です。理人様」

「何とかなるもんだな」


その時、けたたましく軽快音が連続で鳴る。


「わっ!何だ何だ!?」

「おそらくレベルアップ音でしょう。今の戦闘でレベルがいくつか上がったようですね」

「マジで?こんな簡単に?」

「理人様は、成長速度促進のスキルと経験値増加のスキルをお待ちでしたでしょう?」

「あ、そう言えば…」


うっかりど忘れしていた俺。

恥ずかしさで頭を掻く。


「お忘れだったようですね?」

「色々立て続けに起こったから、ついうっかりど忘れしていた」

「まあ、あの女神が散々余計な事をしでかしていましたからね」


仕方ありません…と苦笑しながらミカエラが答えてくれた。

さて、ステータスの確認するかな?


名前:笠霧理人

性別:男 年齢:18歳

血液型:A型 レベル5

HP:6000 MP:6000

AGE:1800 DEX:1800


うん、相変わらずぶっ壊れてんな〜あ、レベルが5も上がってる。

各種戦闘スキルも軒並みレベルが上がってるわ。

お手軽だな〜おい。

ま〜そうなる様にスキルの組み合わせ考えたのは俺だけどさ。

魔神相手にするならこれくらいしないと難しいしな。

手加減も練習しとかないとな。

色々面倒事に巻き込まれるのは勘弁したいし。

等とつらつら考えていると、ミカエラに声を掛けられる。


「理人様?どうなさいました?討伐したスモールボアですが、素材としても有能ですのでイベントリに収納したほうが良いと思いますよ?このままだと血の匂いに他の魔物が集まってきてしまいますし、イベントリに入れれば劣化もしませんし、中でそのまま解体も出来ますよ?」

「へ?そんな便利機能付いてんの?って」

「はい、勿論です。それにスモールボアの肉は美味ですよ?」

「よっしゃ!回収回収♪」


意気揚々とイベントリに倒したスモールボアを収納し中で解体する。

魔法でちょっとした穴を地面に掘り、その中に解体した後の不要な部位をイベントリから捨て、火魔法でこんがり焼きその上に土をかぶせて埋めた。


「はい、処理終了〜簡単お手軽片付けだな」

「理人様、以外に順応速度早いですね?」

「そうか〜?非現実的な状況に身を置いてんだから、順応性高くないとやってけないだろう?」

「確かにまあそうですね」

「さて、サクサク進むぞ〜」


その後も、魔物討伐しながらレベリングも並行して行い、キリリカの街に向かって移動を続けた。

最終的に俺のレベルは30を軽く超えた。

マジ簡単レベリング。



初戦闘如何ですか?

まあ、今回は刀による戦闘のみですが、少しずつ彼の活躍の場を増やしていく予定です。

次回は理人君の生涯の友になる人物が出ます。

イメージとしては、SAOアリシゼーションのユー◯オみたいな立ち位置の子を出したいと思ってます。

どんだけSAO好きなんだよ?俺は(苦笑)

次回をお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ