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第1話:その名はオネット

初めての小説なのでわかりにくい表現があったりするかもしれませんが、よろしくお願いします

「魔獣が出たぞー!」

 この言葉で商店街は騒然とする。

 ここ炎獄(えんごく)大陸南町は、魔獣群生地帯の森から近いため魔獣が下りてくるのだ。


 ただ、炎獄大陸の多くは魔法使いで占められているため、手ごろな魔獣は狩られてしまう。

 しかし、騒ぎはおさまらない。

 どうやら魔獣の後ろに使役していると思しき深紫のローブをきた女性が民間人を襲わせていたのだ。

 なにやら「命を返し作り替えよ。星の声に従えよ。」

 と、ボソボソ言っており、話が通じるとは到底思えない。


 女性は大きなクマのような魔獣1体を筆頭に、狼3体、虎2体と、THE・化け物みたいな魔獣を引き連れていて、見る人はみな恐怖し、逃げまどっていた。女性のすぐ近くの樽の陰で少年が震えており、次はお前だと言わんばかりに魔獣は睨む。クマの魔獣が大きく口を開けたとき、


「そこまでだ」


 オレンジの髪に鍛えられた体、高い背、淡い水色の瞳は真っすぐ女性を見据えており、服こそ平凡だが、何やらオーラのようなものを感じる男性がそこに立ちふさがった。

「これ以上好き勝手させるわけにはいかないぞ?」

 そういうと女性は狼の魔獣を一体男のほうへ向かわせる。


 その男は弄ぶように攻撃を受け流した後、2,3撃ほど狼にぶち込み沈めてしまった。

 それを見た女性は「ただものじゃない。お前だれだ」

 と片言で聞く。


「俺の名はオネット・トゥーゼン。ただの一般市民だよ」


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