4. [なろう] 話数と語数の関係 (累計ランキングTop50)
前回1週空くとか言いつつ、普通に翌日Upする展開www。
前回まで、タイトルやあらすじの頻出ワードとそのネットワークについて論じてきました。
今回は、筆者が「各話における適切な語数」があるのか?
そんな疑問を抱いたところから始まります。
皆さんも、このノベル冗長すぎるな、とか
もう電車降りなきゃいけないのに、とか
帰りの電車で、さっきどこまで読んだっけ?
みたいなことになっていませんか。
私はメチャクチャあります。
程々の長さが良いよね・・・。
で、
調べてみると無作為抽出による解析はあるらしいが…。
ナンカ、カガクテキじゃないです。
図とか、表とかないと説得力が欠ける気がしてしまう。
ということで調べることにしました。
使うデータは二つだけ。
各作品の総話数と総語数です。
(例の如く、2019/06/13の累計ランキングTop50)
総語数/総話数 = 平均的な各話の語数
これを見ていきます。
(これが実態に即しているか?はわからないけれども)
Excelに落とし込んで、
となります。
縦軸語数、横軸話数の散布図。
切片0で線形近似すると
(0話⇔0語のため)
y = 4390.7 x
原稿用紙11枚
文庫本11ページ?
新聞・雑誌投稿をしていた漱石等、初期の文人だと各部、この半分ぐらいですが・・・。
章立てとしては短いですが、部としては長いのかもしれません。
また、相関係数に関しては、
r = 0.83
高いです。
(語数と話数だからね・・・。)
また、P値についても
P << 0.05
当然だね。
結論
トップランカーは1話4400語程度。
(でももう少し少ない方が読みやすそうだね)
データ取得は2019/06/13です
オーラを感じるなと思ったら評価・ブックマークしていただければと思います。
そうすると筆者のMotivationが更にUpします。