各オンラインノベル投稿サイトについて
本稿では各オンラインノベル投稿サイトについて、おさらい。
各サイト良い点、悪い点、書いていく。
多分に主観とか、もしかしたら間違いがあるかもしれない。
問題あったらごめんねということで。
前回は、何故オンラインノベルの分析に至ったのかについて書き連ねました。
今回はデータ源として使用するサービスについて簡単に書きます。
まず最初に「小説家になろう」。
またの名を"なろう"。
言わずと知れたオンラインノベル界の巨人。
オンラインノベルは"なろう"抜きでは語れない。
"なろう系"と言えば、もう誰でもどんな物語かわかってしまう。
それだけスゴくてヤバいということだ。(←Typicalとか言っちゃいけない)
巷では
「これさ?どんな作品?」
「あぁ、なろう系だよ。」
「そうなんだ」
という会話がまかり通る次第です。
(一昔前の電撃・スニーカー・ファンタジア・ファミ・MFJ etc.みたいな区分と同じだね?)
私もすごくお世話になっている。
(↑すごく重要)
皆さんもそうですよね。
欠点と言えば、量が多い分、質が千差万別といったところ。
あと独自レーベルが無いことあたり(多分)。
そんな"なろう"の基本情報がこちら(超簡潔、そして主観的)
「小説家になろう」(通称:なろう)
運営 ヒナプロジェクト株式会社
創設 2004年
投稿作品数 659,324
特色
圧倒的投稿数・ユーザー数は強み。
出版に向けたレーベルは特になし。
そのため一時期、出版に伴って投稿作品のダイジェスト化等で問題が生じた。
「ダイジェスト化する奴は追放ジャー」みたいな?
現在では、幾つかのレーベルと提携することでこの問題を回避しつつある。
そこには長い歴史があったのさ(意味深)
お次は、「アルファポリス」
出版社でありながら、オンラインノベル投稿サイトも併設。
数多くのキラータイトルを有している。
出版されると"レンタル"(つまり有料)になるのが玉に瑕。
作品を素直に応援できない、ところである。
一時期、ドンパチやってたとか、やってなかったとか (真相は不明)
なお、アルファポリスで出版→コミック化となるので (個人的にはGoodなので)
なんだかんだ言って応援してしまう。
そんな「アルファポリス」の基本情報がこちら(超簡潔、そして主観的)
「アルファポリス」
運営 株式会社アルファポリス
創設 2000年
投稿作品数 48,333(+19,109:主に”なろう”など外部から)
特色
“なろう”に対して量では劣るものの質では安定している。
出版されると”レンタル”という形になって無料では読めなくなる。
小説よりもコミック等の方にも強み
2019年の計画でもコミック分野の売り上げを伸ばす方針。(2019年3月期IR資料より)
最後。「カクヨム」
後発組。
大御所KADOKAWAがバックについている。
自動車で言えば、ヴェゼ〇に成功したホ〇ダを見て、腰を上げたトヨ〇(C-〇R)みたいな感じだろうか。
ただし、「カクヨム」は他を駆逐するほどの勢いを示せなかった。
ちょっと遅かった。いや遅すぎたのかもしれない。
そもそも、"なろう"で良くね?というのが、筆者の知人の談である。
そんな「カクヨム」の基本情報がこちら(超簡潔、そして主観的)
「カクヨム」
運営 株式会社KADOKAWA/株式会社はてな
創設 2016年
投稿作品数 不明
特色
後発組。スニーカー文庫等出版に向けたレーベルはある。
そのため、新人発掘がつよい(らしい)
当初はランキングが無い等(えっ?)、UI等で他のサービスに後れを取っていたが改善。
趣向を凝らしている努力は認めたい。
サイト全体を通して、物語シリーズ風の色とりどりの文字のため、たいへん見にくい。
他にもNTTのやってる、エブリスタ等投稿サービスはあるが、上記3サービスとは趣が異なるので省くことにした。
(エブリスタは異世界・ファンタジー・チートといったものとは無縁な感じ。要するに"なろう"系ではないため)
以上、簡潔にまとめてみた。思いのほか、主観が駄々洩れのきらいがあるけれど多めに見て欲しいです。
データ取得は2019/06/13です
オーラを感じるなと思ったら評価・ブックマークしていただければと思います。
そうすると筆者のMotivationが更にUpします。
ではでは。