転生ゲーム⑨ 一触即発
キリがいいので短め
「時間になりました。最終ジャッジの時間となります
結果の確認をする必要のないとおもっているプレイヤーも1度部屋に入って下さい。確認の後初期のゲーム説明のモニター近くに集まっていただきます。皆が集まり次第結果発表とさせていただきます」
俺は立ち上がった
「行こうか」
俺が手を振るとチームの3人もキューを台座に置くと後をついてくる
「あら。フィスコさんどうも」
「……」
俺達が審判の部屋の前に辿り着くと先客がいた
声をかけて来たのがアウラさん
そして、もう1人雪ウサギさんだ
「どうも」
俺は何食わぬ顔で列に並ぶ
特に俺からこの2人に接触する事はないないので余計な情報漏洩防止の為にもあまり喋りたくないというのが本音
「フィスコさん達はチームを組んでみなさん全員人間になれましたか?」
俺はそのつもりでもアウラさんは喋りたいようだ
まぁ仕方ないか
「ええ。問題なく」
「流石ですわ。このゲーム信頼し合う事が勝利への最短の道ですけど簡単な事ではありませんし流石というべきですわね」
俺と会ってそんなたってないだろ
俺の何がわかるってんだよ
「いえ。それほどでも。アウラさんは人間なれてそうですか?」
俺は取り敢えず質問してみる
この質問に意味は無いのだがな。俺はアウラさんから出た回答を信じない
まぁ言動や顔にサインが出たら考えないでもないが
「ええ。お陰様で。なれていると思いますわ。確認してみないとわかりませんけどね」
見事な鉄仮面お見事
ただ、これは…雪ウサギさんの様な天然ではなく作った鉄仮面なんだろうな
今まで接してきて。そして何より直感的にそう思う
「雪ウサギさんはどうなんですか?」
俺はなるべく自然に聞く
「……なれていると思うわ」
「そうですか」
うん。本当にお人形さんみたいなポーカーフェイス
全くわからん
「では、私の番になりましたので失礼します」
「私も…行く」
俺の前にいた2人は審判の部屋に入る順番が回ってきたので中に入っていった
「いやーお二人共綺麗な方達ですなー」
「…そうですね」
2人がいなくなってパステルさんが声をあげる
呑気なもんだな…
俺は頭の中が不安でいっぱいなのに
何が不安か…雪ウサギさんとアウラさんが俺を見つける前
2人は俺達に気づく前
主に雪ウサギがアウラさんを睨み付けていたのだ
その光景が凄く気になる
あのポーカーフェイスの雪ウサギさんが顔を少し歪めていたのだ
高確率で何かが2人の間であった
しかし、俺は2人は常に監視していた。2人の接触など1度もなかった
故のあの状況。気になる。そして、得体の知れない事が起こっているのかもしれない。それが俺の心を揺さぶる
このゲーム。本当に疲れる
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「皆様の確認が済みましたのを確認いたしました。第1periodの結果を簡易ながら発表させて頂きます。今後の優勝を目指すにあたっての参考にして下さい」
結果発表…すんのか
ヒントにもなるが不利な情報も与えかねないな
「ここで発表するのは。人間の数と死者の数です。余った人数は神か死神だと思って下さい。尚ボーナスについては発表しません」
イスラのあの行動の真偽はわからない…か
まぁ仕方ないな
「では、発表です。今回の結果は人間16名・死者2人でした
賞金を得た方々おめでとうございます。それでは、引き続き第2periodを始めたいと思います」
休む暇なんてないか
「皆様の状態をリセットしました。私の顔の映像が消えた瞬間5秒のカウントダウンが始まります。0になったら接触を各々自由にして下さい。では、また後ほど」
そう言うとディーラーは消えカウントダウンが始まった
「行こう」
俺が仲間に呼びかけ歩きだそうとした…その時
「おい、ちょっと待てや」
声がかかる
その声に俺は振り返る
「そう。お前だよ。フィスコつったか?」
「…何か?」
「お前らチームを組んで組み合わせ次第では内輪の中だけでの接触に留めて確実に人間になるって方法を取ってんだろ?」
俺は暴かれた事に驚きはない
これくらいの方法思いつくのは簡単だ
誰も実行しなかったのは信用させる事とそれを継続させる事が出来ないもしくは自分が信じる事が出来ないと判断したからだろう
なので、俺は心の中で今後の展開を予測しつつも。平然と答える
「だったら?」
「簡単な事さ。チームを解散しろ」
まぁそうなるよな
「その平然とした態度。わかってるようだな。お前らの作戦の致命的な欠陥に」
確定。これ以上もうこの作戦は続けられない
俺は仲間のいる方を振り向く
いや、もう仲間でいる事は出来ないか
次話からが作者的には本番




