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フィアーゲーム  作者: ユートピア
転生ゲーム編
28/40

転生ゲーム⑧ 動き出す者達

予約失敗してる奴ぅ~

俺の視線の先

接触を行った人物、それは


イスラという名らしい雪ウサギさんのツレとそのイスラの取り巻きの1人でさっきとは違う人物であった


(どういう事だ?)


これはおかしい

何がおかしいか?それはイスラが2回目接触を別の人物と新しくしたからだ


もしかしたら俺と同じ様にヤツらも4人のチームで集まっているので同じ事をしているのかもしれないと思っていたがそれはイスラが2回目の接触をした事で疑問が生まれた


そして俺は2回目の接触から


バチンッ


イスラがまた取り巻きの3人目と接触した所を見た


3回目だと?

何故だ?どうしてそんな事ができる!?


奴は今最初接触をして人間で+1億円貰って今神2人と接触して+2億円を得たというのか?


(どういう策を使ったんだ…?)


このゲームにはあるのか?神を見つける方法が…

いや、もしくは…


「眉間のシワはクセになりますぞ」

「あ…はい。ありがとうございます」

「いいえ。しかし驚きましたな」

「ですね。イスラとかいうあのプレイヤーには気をつけて下さいね」


俺は皆に注意喚起をした

そして俺はまず目の前の第1period

俺はとりあえずこの第1periodは波風を立てずチーム内で完結する事にした


余計の心配を与える必要はない。それに、俺も考える時間が欲しい為に問題を後回しにした



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あれから

バチンという接触音が室内に鳴り響いたのは4回

これで、16人のプレイヤーが1度はした事になる


その中で気になる点と言えばアウラさんが接触をした事


接触が多発した理由は簡単。焦りだ


2回目の審判の部屋がもうすぐという事で焦って接触をし始めるプレイヤーが現れた


俺の目から見て察するに、このまま何もせずにいる事が耐えられず当てずっぽうで接触してみようという考えだろう


現時点で俺が率いているチームとイスラのチーム以外で屯っている感じのするプレイヤー達はいない


すなわち誰もまだゲームの全体的な主導権を握っていないもとい握ろうとしていないという事


そんな中で取れるプレイヤーの行動は2回目の審判の部屋を前に博打をするか接触の時を待つかだ



まぁ焦る気持ちはわかるし博打をするなら最適な時だな

このゲーム接触をして初めてゲームが動く。誰も接触しないなら全員がマイナスで終わる


ただ、タイミングは良いがそもそも博打がダメだろう

博打に頼らない言うなれば知者


そう。今も1人で佇む雪ウサギさんの様なプレイヤーはそんな事しない


恐らく雪ウサギさんは死肉を喰らうつもりだろう

実際それが正しい


運悪く博打で接触をした人が全員神で人間になったらそれは不運だが

少なくとも今回はそんな事はまず起こらないだろう


少なくとも確定ではではないが俺のチームに神が2人いて

イスラのチームにもイスラが3回目の接触をした事から何らかの根拠があって神と接触したのならばそれで4人


1回目の審判の部屋で出てきた男は人間になれた風だったので神だった可能性が高いとなるとイスラも神?という事になる


この事から恐らくこのperiod死者は出る

そこで登場するのが虎視眈々と期を伺っていたプレイヤー達だ


ルールでは死者と接触した神か死神は人間になれる

ならば、-3億円から少なくとも-1億円にしてあげようと言われれば乗らない手はない


これが待ったプレイヤー。博打をしない賢いプレイヤーのやり方

残りのプレイヤーでイスラのチームの奴は分からないが他4人のプレイヤーは死肉に群がるのではないだろうか


まぁ非現実的な極限状態であろうこの場で4人ともがこの方法に行き着いているのか?考えを持っていて接触していないのか?

それは俺には分からないことだが


ただ懸念点が1つ。接触をしたプレイヤーにアウラさんがいた事

客観的にフラットな視点で見ると同じ様に適当な人とという感じはする


…俺の買い被りすぎなのか?

単にコミュケーション能力に長けているだけで実は大した事ない?


アウラさんと接触したプレイヤーは

少なくとも俺がアウラさんと会ってからは1度も会話をしているのを見た事がないプレイヤーであった


まぁ俺達がこの舘に入室した時より前からアウラさんは色々な人と接触していたようなので全く接触をしていなかったのかどうかは俺には知る余地のない事なのだが


そんなこんなで頭を回転させていたら審判の部屋に入れる時間になる


「時間になりました。ご希望の方は審判の部屋に入室して下さい」


第1periodの残り時間が止まり

審判の部屋に促されたので俺達は立ち上がり俺達は1番最後に審判の部屋に辿り着いた


「信じてますぞ。みなさん!」

「大丈夫です。俺のみた感じ誰も裏切ってませんよ」


パステルさんが突如語りだしたのでびっくりしたが

俺は冷静になり安心させる


不安そうなのは、スピカさんもっぽいので俺はもう一押し


「大丈夫です。このperiodは勝てますよ!」


俺がそう言うと2人の目元が垂れた気がした


まぁ勝てるだろう。このperiodは…な


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【あなたはHUMAN《人間》です 現在の賞金+1億円】


ふーっ

俺は息を吐く


取り敢えずは…って所だな


俺はここに用は無くなったので早々に部屋を出た

割とすぐに出たつもりであったが既にみんなが外で俺を待っていた


「やったね!」


どうやら他の2人のプレイヤーから人間だった事と自分もそうだった事から俺も人間なのだろうと思ったピーチさんは笑顔で俺に言ってきた


「コラコラ。そういうのは2Fに戻ってからにしなさい」

「あぅ…ごめんなさい」


俺は冗談めかして言うと逆に本気っぽく受け取られたのか想像以上に凹ませてしまった


「怒ってないからさ!行こ」

「うん!」


俺がすれ違いざまに肩をポンポンすると子犬ほ様に後ろに着いてきた

もちろんパステルさんとスピカさんもだ


横目で見た2人の顔はどこか生暖かく息子や娘を見る目とはこんな目か…と1人で俺はむず痒い思いをした



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「で、一応俺もみんなの口から聞きたいんだけど問題なかったんだよね?」


俺は本当にみんな人間になり+1億円を得たのか言質を取りたくて2Fにつき皆が楽なポジションにつくのを見て問いかけた


「うん。バッチリ!」

「はい!これもフィスコ君が誘ってくれたお陰ですな!」

「あの…その…人間でし…た…ありがとうございました」


嘘は…ついてないかな

取り敢えず上手く行ったな


「うん。良かった!俺も人間で終われたよ。次もみんな人間で終わろう!」


俺がそう締めくくると皆笑顔で頷いた


「みんなでビリヤードをしませんか?」

「あ、やります!やります!」

「あの…私も…下手…ですけど」


どうやら肩の荷が下りたのか遊びに興じるようだ


「フィスコ君もどうですか?」


1Fを見下ろしていた俺は


「第2periodに向けてまでにプレイヤー同士の関係性を見ときたいのでごめんなさい」


俺は正直に断りを入れた


「おや、何だか申し訳なくなってしまったよ。私達も監視に協力した方がいいですかな?」

「いえ、監視は僕がやりますから3人は肩の力を抜くためにも

むしろ思いっきり遊んで下さい」


気を貼りすぎて鬱になられる方が迷惑だからな


「わかりました。ではお言葉に甘えて」


そう言うとビリヤード台へと戻るパステルさん

やがて、後ろからは玉をキューで弾く音やボールがぶつかり合う音が聞こえてきた


その音をBGMにしながら1Fの様子を俺は俯瞰(ふかん)する

プレイヤー達が活発に動き出す様子を


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

雪ウサギside


「私と。接触しましょ」

「…え?」

「あなた。死者になっちゃったんでしょ?深刻そうな顔をしているもの」


「……実はそうでして」


「私と接触しませんか?私を人間にしてくれる代わりに今の私の役職にしてあげます」


「…ぜ、是非お願いします!」

「はい。では接触を」


バチン


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アウラside


バチン


「これで貴方も(わたくし)も人間ですわね」

「…ありがとうございます」

「いえいえ、私も助かりましたわ。次も勝ちましょうね?」

「はい」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ジャバウォックside


「なぁ-死者さんよー。3億円と-1億円どっちがいいかなんて分かりきってるだろ?俺はずっとアソコで酒を飲んでた。神か死神のどっちかな事は間違いないだろ?」


「は、はい」


「俺はお前達2人が接触した所を見ていた。そして、お前らは誰とも接触を測っていない。という事はどちらかが人間でもう1人は死者なハズだ」


「「……」」


「おい。黙ってちゃわかんねぇだろうが!!こんな時間いつまでも続けるのは無駄だろ?死神なのか人間なのかさっさと吐けよ。俺が助けてやるからよぉ~」


「ぼ、僕が死者です」

「うし!なら接触しようぜ」

「…お願いします」


バチン


「チンたらしやがって。さっさとこうしてればいいんだよ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


フィスコside


俺が目を付けていたプレイヤーはそれぞれ1回ずつ接触をした

そしてそのプレイヤー達は人間か死者の可能性が限りなく高いプレイヤー


高確率で人間になったのだろう


…高確率…でな

次回から本格的にゲームが動き始めます

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