疑念の世界
ひっじょうに間の空いた投稿ですね(汗
申し訳ございません
夏休みの忙しさに蒸し殺されてました
これからは次回投稿日を指定して、活動報告をしたいと思います
~1~
「まひと…?随分と読みずらいわね?」
「悪かったな」
とやかく言う私の名も読みづらい為、蓮子からはメリーと呼ばれている
いっそあだ名でも考えてやろうか
「そうだ、俺からも聞きたい事があったんだった」
「…何?」
聞き返すが
「お前はなんで気絶してたんだ?野党にでも襲われたか?」
そんなへんちくりんな答えが返ってきた
「野党って…」
いつの時代よ
私は少し考え
「あまり覚えてないわ…」
曖昧に質問を返した
彼に意識が無くなる前の状況を話そうかと思ったが、思い留まった
…まだ軽率に行動するのはよそう
まだ彼の何たる事も知らないのだから
「…そうか」
まひとは素っ気なく返事をした
~2~
まひとが食卓(?)の後始末をしている間(出来れば手伝いたかったが、私の様子を見かねたのか”じっとしてろ”と言われてしまった、そんな訳でじっとしている)
「……」
私は頭を絞っていた
私は、崖から落ちた後
この「まひと」と言う男に助けられた
本人確認を取ったのでそれは確かなのだが
何故、彼に助けられたのか
普通に落ちたのなら、すぐさま蓮子が助けに来て、病院等に搬送するだろう
そうなると、今この状況は蓮子と離れてしまったという事になる
考えられるのは…
私は目線を真上に向ける
頭に被せていたものが無くなっている
帽子が頭から無くなっていた
私は少し考え
…あぁ、川か…
あの後川に落ちたのだろう、下に大きい川もあったし。帽子はその際にか、落ちる途中にか?
という事は、川に流された?
そう考えたが、その推測は、正しくは無いと割り切った
あの美しい風景がそれを裏付けている
地平線まで広がる森の風景は、少なくとも花魁淵付近の風景ではなかった
ここまで考えて、次第にいつもの答えに辿り着いた
このような訳の分からない状況に陥ったら…
「はぁ…」
「?」
溜息をつく、それが成功法である
我ながら、良いその場しのぎだと思う
まひとが肩越しに声を掛けてきた
「…大丈夫か?」
「…大丈夫じゃない…」
私は地面に仰向けになった
服が汚れるとかは、どうでもよかった
「お、おい!」
片付けをほっぽり出してまひとが駆け寄ってくる
私は断った
「あぁ、具合が悪いわけじゃないわ…」
「…そうか、無理するなよ」
こんなことは、秘封倶楽部での活動内では、初めての出来事だ
起きたら家(箱?)の中に居て、その家の家主に頬を触られて(やはりセクハラである)、食事を奢られて…
夢の中で、謎の場所に飛んだ時はウキウキしたものだが
こんな状況下でウキウキなどしてられる筈もなく
「どうしよう…」
冷静に見えても、頭はショートしている
私は片付けを再開したまひとを仰向けのままぼんやり見つめる
彼は何者なのか、ここは何処なのか?私は死んでしまったのか?
様々な疑念が飛び交う
聞きたい事は山々だが、それについてはまた後日聞くとしよう…
体を休めてからでも悪くない筈だ
私は目を閉じた
メ:…随分と読みずらい小説ね?
主:ごもっともでございます




