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現在場所ー士官室

士官室にはいるとき、少し緊張するが大体幹部という物は多忙で、この部屋にはいることは無い。だからこの部屋にいるのは多忙でない幹部しかいない。さてはて誰のことであろう?ようは仕事のない人達だ。俺は今の時点で任務が無いだけ。


「失礼します」


「うむ、まぁかけてかけて」


司会の士官がそう言うとまた菓子を食べ始める。又ティッシュで手を拭き、机の棚にあるクリアファイルと引き出しからシャーペンを取り出した。


「君は名前なんだっけ?」


「久原尊[くはらみこと]です」


「部隊は?」


「戦闘部隊第三小隊」


「階級は?」


「指揮官」


「それまでやっていたことは?」


「高校生活」


「よし、君の処罰から話そう、まぁ四日間の便所掃除だ」


「へ?」


「だから便所掃除」


「まじすか?」


「ああ」


この瞬間自分の周りは瞬く間に天使が踊りコンクリの床は花でさきみちていった。勿論、この部屋にはいる前に大麻をすったわけではない。だがただ単に嬉しかった。それだけでこのクオリティーになっただけなのだ。


「・・・・っはぁ~、クビかと思った」


「私も大賛成です、でも違う、便所掃除、まぁせいぜい綺麗いにしてきてください」


「おっす!綺麗にします貴方がなめられるほどに!」


「・・・貴方は私にどんなプレイをさてたいんですか」


そう言って少し身体を傾けて、先程やっと名前の出てきた主人公久原から距離を取る。


「あともう一つ貴方は部隊解任され、新たな部隊に配属されました」


「そうなりますねで?どこですか?」


「第三倫理例外部隊」


「・・・・マジスカ」


「マジッスよ、ていうか貴方作戦部隊入りおめでとう」


そう言うとスナック菓子を一つ袋からだし「あげよう」といわんばかりに差し出していた。


「結構です」


「任務参加できておなかおなか一杯ですか?」


「まぁそんなところです。ところで何で俺?」


「ああ、要はアレですよ、貴方の書類を見る限り、親族が居ないから切り捨

てやすいッていうのが原因ですね」


なるほど、親が死ンでから親の事は何も考えていなかったがこんな形で巡り会うとは。思わなかった。いや、自分も親は放射能にやられたとしか伝わっていないから実は見たこともない。ただ両親は警部部隊に配属しているからもしかしたら資料があるんじゃないかと思い。配属したのである。


「それで階級は指揮官ですか?」


「はい、そうなりますね、ただ詳しい話は此所ではなく作戦で話しましょう」



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