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あらすじ

世界はとある日を境に灰色に染まった。それは人工物にしては不格好で、また余りにも非生産的だった。そうと決まるとことは相当緊迫しているようだ。なぜならそれは人間が作りたくて作った物ではないからだ。そうと決まると人間に取って有害な可能性もある。いやそれ以外考えられない自分が居る。


現在場所ーシェルタ「アラヌケ」ーシェルター機関会議室


ここんとこの不眠症も合ってか集中力が上がらず歯ぎしりをしてしまう。それはおそらく俺の部屋の空調設備が不調なのが原因だ。僕はそう思うも書類への落書きを押さえられずにいた。落書きは報告書一面に書き出され超大作になりつつある、だが端から見れば「やる気ねぇだろ?」と言われてしまうだろう。

いやまったくそうさ、他に理由は全くないさ、でもな、自分がやる作戦でもないのにそんなのいちいちきかなくていいだろ!そう思いながら落書きは続く。ちなみに書いているのは超絶伝統アニメ「某複数組魔法少女幼児向け」の出てくるオールメンバーだ。もう何百年も続いているから1097人も書かなければならないがそれでも記憶を便りに書いていく。


「お前やる気ねぇだろ?」


隣からいちゃもんをかけた相手は眉を寄せ、ガラ悪い目が促進するように睨みこちらを見ている。


「確かにお前はこの作戦に入ることは出来ねぇがしょうがねぇだろ?おまえなにもできないじゃん」


「うるせぇ、こちとら任務無くして仕事有りの状態ではあるがまだ16歳の若手だぞ?むしろ任務が無いのは当り前では?」


「おれも16だぞ、っつうかおまえと一緒の高校じゃなぇか!そもっそも大卒者なんざ何処の金持ちの話だよ?任務がないのはお前がこうやって大事なときにきかねぇからダロ!」


「ぐぬぬ、おめぇいいわれるとなんか腹立つなハゲ」


「ファッションだ」


そうこうしているうちに会議が確信にいってしまったようだ。まぁこの世界を理解できないと何言ってるかわから無いので簡単に話そう

2450年のことだった、世界は最終戦争の核戦争を勃発させ、地球を死滅させた、その発射された数は数百発、明らかに地下にも浸透するような放射線反応だ。故に世界は死んだ、だが日本はすでに対策を取っていた。放射能を遮断する密閉度の高い壁、完全なる循環機能、空気洗浄装置、その上シェルターに入れる人口1870万人という巨大シェルターを七個も作り上げた。そのお陰で日本人口は維持された、現在このシェルターは人口60万人の人口不足とはいえ地下で暮らすには快適な人数だ。しかし、日本は地上を目指すのを諦めたわけではない、そのためすぐさま対応が計られるのだった。


会議の進行の司会者はそのことを今話している。またそれは今回が初の、故にとても重要なことだった。


「それでは、作戦概要を話す」


司会者は緊張したような声で読み上げた。


「まずはこの写真を見てくれ」


そう言われると部屋が暗くなり上映機が作動してボードに画像が表記された。


「これは、人工衛星により撮影された地上だ、まぁ至る所は廃墟とかし、またひとっけもない。シェルター出入り口も同様だ、だが見てくれ」


「私の本当の姿をー」


つい言ってしまった。聞こえてないといいんだが。だがそれはかないそうにないなぜなら周りは聞こえてたらしくみな笑いをこらえている。

となると本人は動だろうか。司会者は顔が赤くなりゆでだこ状態、女の子だから余計に恥ずかしいのだろう。口を少し開けてパクパクと話し始める。


「え、えー今発言した者は後で呼び出すので覚悟するように」


「さて、話を戻しますがこちらを」


そう言って写真を拡大する、すると廃墟の緑黒ずん崩壊ビルに画像の焦点があった。そこには特に変わりないように思える。だが周りの顔が驚いたように、信じられないように見ていた。


「何がへんなんだ?佐藤」


「ばかな・・・いやあり得んはずだ」


「は?」


「生えて居るんだよ・・・・植物が」


「何言っている、ここら辺は爆心地だぞ?まだ数年しか経っていないじゃないか」


そういうも、自分はその画像をよく見る、確かになにやら只のビルにしては緑色をしている。

「画像ではよく分からないが少し黒ずんでいるように見えたビルは実は植物の陰、そして植物だ、どうやら蔓植物のようでビルに巻き付いている」


「あの!」


一人の男が立ち上がった。


「植物がなぜ生えているのでしょうか?」


「さぁ?それこそカオス理論でしか証明出来なそうだが?」


「そもそも植物なのかもまだ分からない」


佐藤が隣でぼそりと言う。


「そうだ、だからこそ調べる必要がある、それは人類の希望だからだ、そしてその実行力を備わっているのが我ら警備委員会だから、詳しく説明しよう、我々は近いうちに地上に出るぞ!」


周りからは歓声のようにどよめき始めた、この臭いような息苦しい地下から脱出できるのだから当り前と言えばそうなる。


「だが近年これに勝る奇妙な報告が来た、それは動く者があったのだ」

そういうと新たに動画が上映された、それは衛生が取った地上の市街地らしい。なにやら幹線道路に動く者があった「自動車」だ。


「馬鹿な!人類はもうそとにでているのか?」


俺は口走っていった。それは周りの人間にも聞こえたらしく色々反論が来た


「そんなわけねぇだろ!今日だって高濃度放射線物質が観測されたんだぞ!?」


「じゃあ何が動かして居るんだよ?あれは人しか操縦出来ないんだぞ?」


「ではアレは人ではないなにかか?」


「そうだ」


司会の人間が話を遮断する、だが衝撃的すぎて何も言えない。


「あれは商標分析マーカーで反応があった、クローンだ」


「クローン?我々の身の回りにいる?」


一人の隊員が言った。


「そう、クローンだ、中学をおさらいするようにもう一度全てを説明しよう、クローンは日本では2000年交付のヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律で規制されたがあくまで規制・制限なのを良いことに労働力確保のため日本政府は2423年からシェルターで研究開始し生産に成功した。彼らは感情を司ると言われている帯状回の機能が低くとても順応に作戦に従事してくれる、シェルター人間人口60万人、たいしてクローンは753万人もいる立派な主力労働力だ、しかしなぜ今回はこのようなことがあッたのかというと誰かが命令したとしか考えられない」


「あの、司会それは人間でしょうか?」


「それは分からん、だから我々が探しに行くのだすでにシェルター日本政府協会と総統委員会からは許可が下りている、作戦は近いうちに行なう、そして出動部隊は「倫理例外部隊」だ」


「っち、作戦はクローン部隊かよ出られると思ったのに」


佐藤が尖るように言う。


「そもそもお前の部隊治安部隊だろ?戦闘部隊じゃないじゃん」


俺がそう言うと核心をつかれ少し自分が過信していたことに築いたようで下を向いた。


「・・・いいよな、お前は戦闘部隊で」


「まぁ作戦には参加しないけどな、そもそも、でれたとしても俺たち人間は指揮官しかできないから実感なくね?」


「まぁな、警備委員会総員警備部隊286万人中人間は2467人しかいないんだ、後は皆クローン、だったら人間は指揮官しかないだろうな」



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