第4話 認めてくれた彼
まさか・・・聞き間違いじゃないよね!?
「だめ?」
「よ、喜んで・・・・・・・。」
「まぢ?うれしい!」
遊びじゃないよ・・・・ね?
「じゃあ、今日遊ぼう。」
「は・・・・・い。」
きょ、今日遊ぶことになっちゃった・・・・・・・・。
でも・・病気のこといわなくちゃ。
「あ、田中!!ここここ!」
「ああ、啓太君。」
「どこ行くー??」
言わなきゃ、言わなきゃ。
「啓太君、実は・・・・・・・・・・・。」
それから私はもくもくと喋った。
啓太君は、黙って聞いていた。
やっぱ・・だめなのかな??
「そんなこと、俺が気にするとでも思ったの??」
「・・・・・・・・・・・・・へ?」
「そんなこと、俺気にしないよ。ねっ?」
「・・・・・・・・・・・・・うん!」
よかった、啓太君は、私の思ったとおりの人だった。
啓太君となら、うまくやっていける気がする・・・・・・・・・・・・・・・。