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昔書いた夢の絵を

作者: 檸檬
掲載日:2026/10/12

眠るときに持ってゆきたい昔書いた夢の絵を


眠ることによって思い出ひとつひとつが


心の芯深くに沁みていって 


目覚める瞬間に浮き上がる


硝子細工の言葉達


氷の角が立ってキラキラしながら


少し甘さが溶け出す時に


泳いでいた手を繋いで


ふたりきりだった時は素晴らしくて


あっと言う間だったけれど


氷砂糖のように形を持っている


心の何処かで角を変えながら


大きくなってゆく 


日々の小さな出来事を照らすから


今日の思い出と一緒にして


昔書いた夢の絵を 眠りの中へと持ってゆく





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