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冬の風

作者: 秋葉竹



星、滲む

つまり夜空は寂しくて

涙を流して撫でられたがる




爪みがく

切って尖らせこの心

突き刺したいほど切ない片恋




夢をみた

天使のようなま白さで

わたしの孤独をくるむあなたの




恋をした

忘れられない疾風の

ような身を切る禁断のやつ




まよなかに

カルアミルクを飲んでみた

甘い夢さえみれないくせして




凍らせた

グラスにそそぐ冬の夜

するどい冷たい硬いこの水




冬の牙、

脳をたちまち突き抜けて

恋が至上と刻む月光




冴え冴えと

深夜に立った白い花、

風に吹かれて煌めいている











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