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デートって都市伝説じゃないんですか?

疲れたんで、出来たところから上げます。おすし。

引き続き感想ください、ブックマークください。

ピンポーン

ピンポーン

ピンポーン


一定間隔で機械的に鳴らされるインターホンにうるさいなぁと思いドアを渋々開けると、それはもうお怒りな一ノ瀬様がいた。

顔が笑顔なのに額には青筋が浮かんでいる。怖いなぁ。逃げたいなぁ。帰りたいなぁ。

あ、ここ僕の家だった。


「ふんっ」

迷わず僕の腹にボディーブロー

意識が飛ぶ。クラクラする。やばい。


「この糞ゴミは約束をわすれたのかしら」


「んー?あー、いや、ほんとに行くとは思っていなくてですね‥……?」


「じゃあ、なんでわざわざ誘ったと思っているのよ。」


いや、こういうのってよくあるじゃない?

こうクラスの冴えない男をイケイケな女の子が罰ゲーム的な何かで遊びに誘って、舞い上がってる男を笑い者にする的な。

その類いのものかなって。


「ていうかよく僕の家分かったね。」

もちろん教えた記憶はない。ストーカーかな?


「先生に聞いたら普通に教えてくれたわよ。」

個人情報がばがばじゃねーか。


「貴方と違って信頼があるもの。」

それはそこまで誇れることなんだろうかなぁ。教師がちょろいだけな気がする。


「だいたい貴方約束も守れないとかどうなの?時間になっても場所には全然来ないし、家に電話しても出ないし。お猿さんでももう少しお利口よ?このミジンコ。」

そういえば家の固定電話は迷惑電話がやたら多いから配線引っこ抜いたんだった、テヘペロ。

それにしてもミジンコか。あいつ分裂出来るの凄いよなぁ。


「貴方、人の話を聞いてるのかしら?」

容赦ない罵倒から逃げるために現実逃避してたら、一ノ瀬がゴミを見るような目を向けていた。

よし、真面目になろう。キリッ。



「話が進まないわね、いいわこうしましょう。スマートフォンの連絡先交換をしましょう。正直、あなたの連絡先を入れるなんて汚点だけど致し方ないわね。」

おお、今初めて僕のソシャゲー専用器に同年代の女の子の連絡先がはいった…。

感無量だなぁ。

でも、思った以上に歓喜の感情が沸いてこないな。うーん、まぁ、あれだ。一ノ瀬さん正直怖いんですもの。

好み的にはもっとほわほわした子のほうが好きです。後、おっ…止めようこの思考は生命のデストラクションに関わる気がする。だって、ほら一ノ瀬さんもう怪訝な顔してるし。

ワーイイチノセサンノレンラクサキウレシイナー



「はぁ‥……もういいわ。とにかくすぐに準備しなさい。」

一ノ瀬はまた呆れたように眉間を抑えてため息を吐く。よくその動作しますね。

え?準備???まさか本当に行くつもりか?この子正気か?

正直めんどうだなあ。外に出るまともな服なんてないよ。というか家から出たくないよ。ゴロゴロしてアニメが見たいよー



「えぇーほんとにいくの?ほんとに?ちょっとお腹が痛くなって来たような‥……」


「消し飛ばすわよ。3分で支度しなさい。」

僕のなけなしの抵抗は一ノ瀬の怒気によって跡形もなく消し飛んだ。


「あ、はい。」

目が怖い。やたら顔が端整な作りだから怒った顔をされると人一倍というか三倍ぐらい凄みを感じる。

凄い怖い、漏れそう。そんな睨まなくてもいいじゃない。




ーーーー


あれー?僕何してるんだろうね?

可笑しくない?だってつい先日前まで、クラスでは寝ているだけの糞根倉で通っていたし、認めたくはないけどクラスカースト的なのも恐らく最下層の人間だよ?認めたくないけど。

ていうかカースト制度って何ですかね。そもそも、本来は日本にそんな制度ないだろ。


いや、もう一度考えてみたけどやっぱり可笑しいわ。

その原因にこっそりと視線を投げてみるけどやっぱり意味が分からない。



僕が学校でも人気の美少女とデート紛いの買い物みたいなことに出掛けているなんて意味が分からないや。



「北原くん‥……?どうしたのかしら、呆けた顔をされると困るわ。」

彼女は困ったように微笑を浮かべる。とても優しそうな表情で。

その表情はとても魅力的で、思わずーーー



「人間として認識しづらいわ。」



あ、やっぱりこれはデート出はないわ。いや、まともに女性と出掛けたことなんてないけど断じてこれはデートなんかではない。

そもそも、向こうが僕のことを人類として見ているのかが怪しい。


改めて認識したけど、女子との行動とはどうも苦痛だ。それが所謂世間一般で言う特筆した点のない何処にでもいる普通の女子であればそれなりに苦痛の時間を耐えることも出来る。

だけどね、もうねこの子認めるのは抵抗感と屈辱感があるけど物凄い美少女なのよ。

その顔面偏差値たるや確たるもので多分悪い意味で滅茶苦茶注目される。

今いる大型のショッピングモールは店から店への移動があるからまだマシだけど、電車で移動していた時とかもう災厄だったから。

凄い視線集まるし、ヒソヒソ話されるし。

もっと小さい声陰口は言ってよ。聞こえてるからね?「男の方はイマイチというか残念。」とかほざきやがって。ぺっ



しかし、世間から傲慢にも投げつけられる視線は正直に言って死ねと思うが、一ノ瀬との個人だけの関係だけ見ると驚くことにそこまで苦痛はない。


よくよく考えれば…というか一ノ瀬も言ってはいたが一応世間一般的な認識ではこれはデートと見えるわけだ。

普通であれば女子に対して免疫力がなさすぎて、話しかけられても「あ」とか「う」みたいなアイウエオの発音しか出来ない僕が割と平常心を保っている。

しかしだ、ここまで僕にたいして好感度を持たない相手だと、そういう関係になるという期待を持たずにすむ。

恋愛は面倒だ。相手の行動に一喜一憂してしまう。それが何よりも疲れる。

後、純粋にモテないし。

だから一ノ瀬は気楽に接することが出来ると言える。

ここまで顔面のレベルが高いと、大変謙虚で収まりのいいハートを持つ僕は遠慮しかしない。無駄に気を持つ心配が皆無である。

一ノ瀬も一ノ瀬で期待を持たせるような行動は一切しない。女子特有の遊びモテない男をその気にさせて影で嗤うということもない。

というか罵倒しかされない。

これでときめけっていうのが無理な話だよねー


「北原くん、こっちとこっちどっちが似合うかしら?」


なんなのもー

なにこれ、もうデートみたいじゃん

やめてよ。デート経験が皆無な僕はそういうシュチュエーションに弱いのだから。

ボーッと歩いていたらいつのまにか服屋にいて、一ノ瀬さんは


「ええと、右のほう‥……かな?」

僕が選んだのはどちらかといえばゴスロリ系のものだった。仕方ない。オタクは皆ゴスロリが大好きなのだ。


「そう。ならこっちを買うわ。」

そういって彼女は僕がいいと言ったほうをもとあった場所に戻した。


あれ?おかしくない?


「あれ?聞いた意味は‥……?」


「あら、あなたまさか自分のファッションセンスに自信があったの?それはごめんなさい。はっきりいってゼロよ。」


「ぐぅ。」

まさにぐぅの音もでない。さらにいえば細やかな抵抗としてぐぅと呟いている僕の存在はどうしようもなく滑稽に見える。


「なら、貴女が選んだものより逆のほうを選べばまだましなものが選定できると思わない?」


なにそのくそ理論。


「あら、貴女も意外に役に立つのね。関心だわ。物は使いようね。」


「ついに生物扱いから外れたかー」




前書きと同じ

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