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短編・習作集

子供の私に

作者: 綿花音和

お誕生日に添えて、初めて詩を投稿させて頂きました。

気の利いた言葉の組み合わせもなく普段使いの言葉でしか書けませんでしたが、挑戦です。

 いっぱい手に入れた。


 子供の頃欲しかったもの。


 テレビのチャネル権・ワンホールのケーキ・おともだち


 いっぱい手に入れた。

 

 私には無理だと思ったこと。


 普通の仕事・独りのお城・殴らない恋人


 

 いっぱい失った。


 子供の頃もっていたもの。


 親の愛情・自分の夢・親友


 いっぱい失った。


 これだけは譲れないと思ったこと。


 嘘をつかない・親の期待を裏切らない・自分を大切にする




 そして人生の折り返し地点。


 子供の私に伝えたいことがある。あなたの未来は様々に色を変えるけど幸せだよと。

 

 惨めな私を認めてくれる恋人。


 もしも、あの時こうしていたらをそらんじる私にそれは妄想だよとはっきり言ってくれた。


 学歴もお金もないかもしれないけど、素敵な人に、かけがえのない人に逢えるから。


 生きることをあきらめないでと。


 

 



 




 

 

読んで下さってありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 置いてある「言葉」のひとつ、ひとつに重みがずっしりとあり、そこから流れてきた時間と人生が垣間見えるように感じます。 積み重ねた「言葉」の数が土台となり、そこに費やされた「時間」が柱となって…
2019/05/21 16:45 退会済み
管理
[良い点] そんじょそこらの、綺麗ごとばかり抜かす作品とは一線を画した説得力がありました。 素晴らしかったです。 久々に秀逸な詩と巡り合えました。 大人ならではの目線で、実に良かったです。 自分の…
[良い点] 12月12日に投稿した事 [一言] 私も、沢山のものを失った事があるので、気持ちがすごくわかります。  その反面手に入れたものもあるので、トントンかな? 私だったら、過去の自分…
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