表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/15

探検僕の町(極小)

活動報告にも書きましたが、休みの時の方が変に忙しくて書けてません。今週は基本お休みとさせて下さい。

来週から通常運行に戻ります。

 親父、爆発しろ。

 うん、母のお腹が大きくなって来た。流石にこの状態では女子高生っぽくは無い。どうやら近々、弟か妹が生まれるらしい。逆算すると俺が餓死仕掛けた頃じゃないすかね。折檻ついでか。こうして世のおやじは権威を無くして行くのだな。爆発しろ。

 大事な事なので、二度言った。


 どうやら、なんだかんだで一年は経ったようだ。そして、俺の活動範囲もはいはいしながらだが脅威的に広がった。

 なにせ、気の修行の成果か、全く疲れないんだよ。かつうちの母はアレなので、高速はいはいで巡り回ったのだ。ナナを上手くやり過ごすのにコツがあってだな、某蛇の生き様が本当に役に立つ日が来るとわなー。ダンボール箱は無いが。

 それで、この家なのだが、開かずの間が14個見つかった。入れる部屋が5。いや、世の扉は、赤ん坊が開けるようには出来ていなかったさ。大切な物が置いてある部屋が扉開きっぱなしとか無いわけで、普通の部屋には基本入りようがなかった。入れる部屋は、居間と自分の部屋と洗面所とお風呂と、母の仕事部屋らしきところだ。居間と洗面所と風呂は扉が無かった。洗面所は、下水だけみたいだな。使う時は横の壺から汲んで使うんじゃないかな。壺の中見えないので分からんが。母の仕事部屋は、扉が付いているが常に開け放されている為に入ることができる。まぁ、あんまし足の踏み場もなかったけど。多分片付けろと怒られていたっぽいから、締め忘れだろう。

 ・・・家というか城といった方が良いんじゃないかと。玄関ホールとか、ちゃんとホールだしな。ただ、そんな中に、俺と父母とナナしか居ないわけだ。幾つかの部屋は全く使ってない可能性あるな。


 さて、まぁ、それは置いて置いてだ。俺はこれから冒険に旅立つのだよ。気付いたのは先日の事なのだが、廊下の床の側面つまり壁の一番下だな。廊下の壁はその部分が高さ10cmぐらいまで、へっこんでるような形状をしているわけだが、その部分に2箇所、1cmほど出っ張ってる部分を見つけたのだよ。何とか俺の力でも押せたそれは、ご想像通りの隠し扉のスイッチだった。

 俺は、二度ほど機会を見て確認した上で、準備をして、ついに探索を開始したのだ!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ