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小さな監視役兼お手伝い

月曜は予定通りですが、昨日は予約投稿に失敗してました。

なんで失敗したのかは不明です。

ともあれ、失敗分と今日分二話投稿します。


「ゴメンね」と「許して」は覚えたと言ったな?

 あれは嘘だ。


 いやどうも、「ゴメンね」だと思ってた言葉は、俺の名前だったらしい。「カズゥン」、正式な名前か幼名かは分からんがな。


 あれから結構経ってはいる。日数は分からんが、内の父母がだんだんと薄着になったからな。

 さて、今の所この夢に出てくる登場人物は、俺と父母だけなわけだが、新しい登場人物がお目見えした。お手伝いさんになるのかな。母より、大分小さいので年下だと思う。と言うか完全に中学生ですね。雇って良いのか?とも思うんだが、まぁ、夢の話だしなぁ。

 茶色い髪を大きな三つ編みにした目元がクリッとした可愛い系の女の子で、多分名前は「ナナ・グーズリィ」。何と無く話が分かる様になってきているので、多分、間違っては無いとは思う。

 ナナが来てから、食事時は、ナナも立ち会う様になった。まぁ、これが雇われた理由の一旦ではあるわけだが、我が家の残念美人銀髪女子高生母が、離乳食でまたやらかした為ですよ。はい、また生死の境を彷徨いました。

 何となくだけど、気功やってなかったら境を彷徨ったまま戻って来れなかったんじゃ無いかと言う気がするのです。

 それ以来、母は、対面に仁王立ちするナナにビクビクしながら、離乳食も食べさせてくれるわけです。父、グッジョブ!

「カズゥン様は大人しい子ですねぇ」

 ナナがそんな事言ってるが、俺大人しいか? あんまり、そんな気はしないんだがなぁ。ちゃんと必要な時は泣き喚いて呼ぶし。

「普通このぐらいの子だと意味なく泣き喚くとか普通にあるって聞いてます。カズゥン様は、何か原因があって泣いてるだけみたいです」

「なるほど」(なるほど)

 母の言葉と俺の思考がピッタリとあった。こう言うタイミングは夢っぽいな。


 無事食事を終えたら、日課の瞑想に入る。ようやっと何時間か掛ければ丹田から一周できるようになりました。うん、ちょっと思い出したんだけどね。本来は小周転いく前に、手の間に出せるようにして某錬金術師のごとく腕で作った輪を巡らせるのよ。俺、手を前で合わせるのも難しかったからね。間の修行すっ飛ばしてればそりゃー難しかろうて。まぁそんなこんなな訳なんだが、今だに母の魔法っぽい物がよく分からない。他にもあるんだか無いのだか。そういや、ナナも使えるんだろうか?


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