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夢か現か

平均週3で昼頃と言う感じになりそうです。

「あら、起きられました?」


 俺が目を覚ましたのに気づいたナナが、笑い掛けてくる。うむ、朝から良いものを見た。

 ・・・いや、まて。ここは何処だ? 何時ものベッドだな。周囲を見渡した感じ、間違い無いだろうと思われる。??

 俺が不思議に思ってるのに気付いたのか、ナナが抱き上げつつ、教えてくれる。


「カズゥン様、廊下で寝てしまうと風邪を引かれますよ?」

「あーゔー」


 適当に答えつつ、どうやら必ずしも夢と言う訳では無かった事に安堵する。明晰夢の中で夢を見るとかあり得ないからな。色々と説明出来ない事が出てきてまずい。

 まあ、詳細は後でトレッキンに聞けばよいだろう。取り敢えず今は、ナナを堪能しなければらならい。何か抱き心地が良いのだこの子は。

 まず、三つ編みにしたふかふかの髪が素晴らしい。お日様の匂いがするふかふかのわんこのような抱き心地が大好きなのだが、髪はあまり触らせてくれんのだ。

 髪は女の命だからだろうか、解せぬ。決して、三つ編みを全力抱きしめたまま熟睡したからでは無いはずだ。

 そして、体も抱き心地が良い。多分。小柄でメリハリ聞いてないけど。・・・物凄い殺気じみたものを感じたけど、気の所為だと信じたい。

 まあ、実際今の俺の体じゃ、手も回せんしな。


 さて、下ろしてもらってから、またうろつく、取り敢えず母の部屋へ行ってみるが誰も居ないのに開け放してあった。そろそろ、扉閉められなくなりそうな。ガサガサ言わせながら近付いて行くのが面倒になり、コロコロ転がって行く。この時、歓声を上げながらやるのが楽しむコツだ。書類関係はくちゃくちゃになるが自業自得だよね。と言うか一緒にやったことあるしな。流石は残念美少女女子高生母。

 さて、暫く遊びつつ誰も来ないのを確認して、引き出しを開けてみるが、そこにライターは無かった。・・・そういや、トレッキンの所に置きっ放しか? 明かりなしで行ってみるしか無さそうだ。


 とか、考えていた時期が俺にもありました。

 通路入ったら灯りついたよ。流石管理特化!

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