昔の記憶
私はなんてこともない日常を送る男子高校生だ。
今夏を迎え受験勉強真っ盛りの夏を迎えている。
そんな私は2年前、珍しく女性と関わることがあった
その女性は小学生時代に思い寄せていた安乃さんであった。私は彼女の可愛くてクールな顔立ちが好きだった。
小学生時代、
「なあ、これ見て?」
私は安乃さんと話したくて、変な落書きを机に描いた。すると彼女は優しくふふっと笑ってくれた。
「圭吾、意外と絵上手いんだね笑」
「そう?ありがとう。」
私はこのくだらないやり取りを今になっても覚えているのだ。そのくらい今も好きなのかもしれない。
まあ回想はこんなもんにしておいて、ここからは最近の話。高一の頃まで話は進む。
Y「彼女できました。」
圭吾「はあ?いいなあ。お前ら2人ともエッチなことしてから付き合うてえぐいな。」
Y「彼女の方からエロい写真送ってきたからな。」
圭吾「俺もそんな彼女欲しい。」
T「いや俺はおもろい彼女じゃないと付き合われへんなー。」
Y、T は同じ中学、高校を過ごした仲である。
Yは身長168、痩せ型、顔はまあいい。握力よわよわ。Tは身長175、太ってる、顔は欧米。握力つよつよ
。2人とも男子高校生なので、話は下ネタが多く、そんなことでよく盛り上がる仲だった。
Y「圭吾、好きな奴とかおらへんの?」
圭吾「今は、んー、強いて言うなら最近見てへんけど小学生の時好きやった人かな。」
Y「えそのひとインスタとかやってないん。」
圭吾「やってると思う。なんで?」
Y「フォロリク送れよ笑」
T「いけるってお前いけめんやねんから」
圭吾「ええってむらむらそんなん、何話したらええかわからんし。」
T「まあこっちで送っといたから。」
圭吾「はあ?何やってんねん勝手に!」
こうして、安乃さんと4年ぶりに関わりを持ったのだった。私はどうやって話せばいいのかわからなかった。なので、
圭吾「久しぶりです」
安乃「久しぶりです」
(ウォー、返信返ってきた!すげー。話してるーー)圭吾「月が綺麗ですね」
安乃「えっ?何それそんな話すことなかった?笑」
圭吾「ちょっと何話せばいいかわからんくてーー」
安乃「男子校だったっけ?圭吾って」
(ウォー、名前呼ばれてんけど!!えぐーー)
圭吾「うん。」
安乃「だからそんな女性経験ない感じなんだ笑」
圭吾「やめてそんな恥ずかしい」
安乃「私がいろいろアプローチしてあげよっか?圭吾くん。」
(((まじですか?????)))