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異世界輪廻転生  作者:
3/3

ただ一人 春が

死は救済だ







今まではそう思っていた






いや、今でも思ってはいるが






今の人生も悪くはないかと思う






親からは殴られ蹴られ気味悪がられ







村の大人子供には石を投げられ、時には暴力を振るわれる







そんな中幼馴染の彼女は気さくに明るく話しかけてくれた








自分の立場が悪くなるかもしれないのに






嫌われ者の僕に手を伸ばしてくれた







どこまでも屈託のない笑顔とまっすぐな目は






僕の鬱屈した心をほぐしてくれた







どんなに吐き気を催す生活であったとしても






たった一つ輝く瞬間が人生にあれば





たった一人温かい人がいれば






決して報われなくても





何も意味がなくても





生きていける

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