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公安四課  作者: やん
13/52

FILE.12 追憶

───15年前。


街中(まちじゅう)の音を()き消し、ただ一つ、(てん)から()(そそ)ぐ大量の(しずく)が、空間全てを支配していた。


時節(じせつ)梅雨(つゆ)

全国有数(ぜんこくゆうすう)降雨量(こううりょう)を記録するこの地では、()たる夏に向け、(てん)貯水(ちょすい)するかのように、連日(れんじつ)、雨を()らせていた。


陰鬱(いんうつ)な気持ちになるのは、大人も子どもも同じで、朝、布団(ふとん)から離れることすら気が重い。


「行ってきます」

覇気(はき)の無い声で、挨拶(あいさつ)をする少年。井川空(いがわそら)。12歳。あどけなさが残る(そら)少年は、何気(なにげ)ない日々を繰り返していた。



呆市立中学 校内。


()(ひび)くチャイムと共に、生徒たちは活気(かっき)付く。退屈(たいくつ)な授業の終わりと、自由を約束された昼休憩(ひるきゅうけい)の始まりが理由だった。


校内に人が(あふ)れ出す中、羨望(せんぼう)悲鳴(ひめい)が聞こえ出す。


廊下(ろうか)の真ん中を()けるように集まった人混みのランウェイを、颯爽(さっそう)と歩く4人。男女()わず、()れぼれしい視線(しせん)が4人に向けられていた。


(みな)の注目が4人に向く中、(そら)我関(われかん)せずで弁当を広げていた。決して、孤立(こりつ)しているわけではない。だが、級友(きゅうゆう)と呼べるかも分からない関係性(かんけいせい)彼等(かれら)とは、明確(めいかく)一線(いっせん)は引いていた。


そんな一線(いっせん)など軽々(かるがる)しく越え、周囲の騒々(そうぞう)しくしている元凶(げんきょう)が近づく。


そして、その騒音(そうおん)は嘘だったかのようにピタッと()むと、4人のうち1人が満面(まんめん)()みで一言。

「空!休憩だよ!一緒にご飯食べよ」

竹内梓(たけうちあずさ)だった。



中学校カフェテリア。


「もー。一緒に食べよって言ってたのに、先に食べようとするんだから」

空の(かみ)をくしゃくしゃっと()でながら、困った表情で梓は言った。


「みんな人気者なんだから、俺に(かま)わず、4人で昼休憩を過ごせばいいのに」

溜息(ためいき)混じりに、不満気味(ふまんぎみ)な空。だが、本心(ほんしん)ではない。空にとってはかけがえのない面々(めんめん)。彼女らと一緒に過ごせる"当り前"を、内心(ないしん)(うれ)しく感じていた。


それは、彼女らも同じだった。彼女らにとって、空は、ただの後輩(こうはい)では無い。家族以上の存在で、誰よりも特別で、可愛(かわい)がっていた。


梓は、中学生と思えない程に(ととの)った顔立(かおだ)ちに、モデルのようなプロポーション。男子だけでなく、女子からも人気があった。(くわ)えて、教師顔負(かおま)けの頭脳を持ち合わせているが(ゆえ)に、一部な教師からは、彼女の前で教鞭(きょうべん)を取りたくないと言われる程だった。


森原遼子(もりはらりょうこ)は、バレー部の絶対的(ぜったいてき)エースだ。ボーイッシュな雰囲気(ふんいき)で、女子から告白(こくはく)されることもしばしば。このメンバー唯一(ゆいいつ)の彼氏持ちで、誰しもが納得するお似合いカップルだった。


立華陽菜(たちばなひな)は、おっとり系担当というのがピッタリかもしれない。梓に()いで、成績も良く、その辺の教師より教えるのが上手(うま)い。教えてもらうと成績が上がると、(まこと)しやかに(ささや)かれ、テスト前には、彼女の周りを人だかりが囲んでいた。


河下深月(かわしたみづき)は、ムードメーカーだ。誰彼無(だれかれな)く接し、元気を分け与える存在。誰よりもスタイルが良いためか、一部ではファンクラブもあるとか無いとか。


そんな4人が、同じ学校、同じ学年、同じクラス、同じグループで、毎日一緒にいるのだ。神様も不平等(ふびょうどう)な程に、一箇所(いっかしょ)に集めたもんだ。その中にいるのが、特筆(とくひつ)すべきものを持たない、空である。何故(なぜ)。これは全校生徒、誰しもが思っていた。当然、空本人も。(ねた)みの(ねん)を向けられることも少なくなかった。ただ、知ってか知らずか、4人は一切(いっさい)意に(かい)することなく、空と接していた。


***


(とき)は進み、4人は中学を卒業した。同じ地元の高校に進学し、相変わらず、いつも4人でいるという。空と4人の関係も変わることは無かった。


そして、空、14歳の梅雨(つゆ)

いつも通りの日常(にちじょう)…そのはずだった。


放課後(ほうかご)、デバイスには深月からメッセージが届いていた。内容は、遼子が(めずら)しく体調を崩して休んだため、みんなでお見舞いに行くというものだった。驚いた。これまで、病気になったことなど無かったからだ。


「お、出た!今終わりー?」

タイミングを見計(みはか)らったように、深月からのコールが()る。


「たった今ね。校門出たところだから、いつもの所で待ち合わせでいい?」

集合場所など宣告承知済(せんこくしょうちず)みだった。一応、確認はすれど、空の足は集合場所に向いていた。


「うん。(あたし)らももうちょいだから、着いたら連絡ちょうだい」

そう言うと、通信は切れた。


集合場所に着くや(いな)や、スキンシップと(しょう)して深月が抱きつくのを、梓が全力で止める。それを苦笑(くしょう)しながら、見る陽菜。いつもと変わらないはずの場面(ばめん)。だが、その日は決定的に違った。遼子がいないのだ。言い知れぬ、違和感(いわかん)を覚える、空。そして、どことなく、不安を感じていた。


「大丈夫よ。空。珍しいけど、あの子もたまには体調を崩すこともあるわ」

心の内を把握しているかのように、梓はニコッとした笑顔で言った。


「私達が行けば、遼子も元気になるはずよ。ケーキでも買っていきましょう」

陽菜も続けて言った。不安を(やわ)らげるための言葉だが、もしかしたら、彼女らも言い知れぬ不安を感じていたのかもしれない。


だが、その不安は的中(てきちゅう)した。


「え、帰ってないんですか?」

空は、玄関先に出た遼子の母親に聞き返した。


「おばさん、遼子、今日学校に来てないんです。体調不良で休むってメッセージは私達(わたしたち)に来てるんですけど」

数分前までの元気さが(うそ)だったかのように、心配そうな表情を浮かべる深月。


「とりあえず、私達もコールかけるので、帰ってきたら連絡ください」

梓はそう言うと、みんなを引っ張るかのようにその場を(あと)にした。


その夜、遼子が家に帰ってきたと連絡が入るが、遼子本人からの連絡は無く、その後一週間、音信不通(おんしんふつう)となった。


梅雨(つゆ)()只中(ただなか)

不安ばかりが心を()(みだ)し、空はついにいても立ってもいられなくなった。梓、陽菜、深月にメッセージを残し、体調不良を口実(こうじつ)早退(そうたい)した。


向かう先は決まっていた。

インターホンを()らし出てきたのは、遼子の母親だった。

「空くん。あなた学校は?」


「おばさん、そんな事より、りょーちゃんは、りょーちゃんは元気なんですか?一週間以上も連絡取れないなんて(へん)です。学校にも行ってないみたいだし」

空の問い掛けに、顔を(くも)らせる遼子の母親。


「会わせて」

空の一言に、(おどろ)く表情を見せる母親。(こら)えきれない何かを抱えているのは、表情から見て取れた。

遼子に危機(きき)直面(ちょくめん)している、そう直感(ちょっかん)した空は、母親を押し退()け、遼子の部屋へ直行していた。


「待って」

母親は、上がり込んだ空を、一度は(こば)もうとするが、空の勢いに()しきられた。

とうとう、遼子の部屋の前に空は辿(たど)り着いた。目の前には、固く閉ざされた扉。重苦しい空気が扉の向こうから(にじ)み出ていた。明らかに様子がおかしい。


「ずっとこうなの。部屋に閉じ(こも)って、返事も無い。こんなの始めて」

母親は、弱々しく現状を空に伝えた。別人のように成り果てた、遼子のことが分からなくなっていた。

「お願い。空くん。君にこんなことを頼むなんて親として無責任(むせきにん)かもしれない。でも、君ならあの子の心を(ひら)けると思うの」

泣きながら(うった)える母親。もう誰かに頼るしかなかったのだ。その(さま)を見て、眉間(みけん)に力が入る、空。


「りょーちゃん、開けて。俺だよ。空だよ。お願いだから、開けてよ」

空は、遼子の名を呼び、何度も、何度も強くノックした。だが、一向(いっこう)に返事がない。次第に(あせ)りが強まり、最悪(さいあく)をイメージしてしまう。


「頼むよ…俺はそんなに頼りにならないかな。そんなに信頼できないかな。大切で特別だって思ってるのは俺だけかな」

弱々(よわよわ)しく(うった)えかける、空。その目からは今にも涙が(あふ)れようとしていた。それでも返事は無かった。


「りょーちゃん、俺、りょーちゃんのこと…」

朦朧(もうろう)としながら言葉にしかけたが、口に出してはいけない想いであることに気づき、(あわ)てて飲み込む、空。


"俺は何を言っているんだ"


自分の弱さに負け、遼子の弱さに付け込もうとしている、(あわ)れで、(みじ)めな姿。それに気づいた直後、自分に対する恐怖が全身を支配して、(ひざ)をつくように崩れ落ちてしまった。


「俺は…一体何を…」

(くや)しさが込み上げる。


とその瞬間、空は身体を引っ張られた。

次に聞こえたのは、扉の閉まる音だった。


そして、何も言わず、空の胸にしがみつき、泣いている女性がいた。遼子だった。


「私が悪かったのかな? 私が。私が…」

泣きじゃくる遼子は、(われ)を忘れていた。空は、その勢いに逆らえないまま、(くちびる)に触れる感覚を感じた。


頭が真っ白になった。

いつも、かっこよく、みんなを笑顔にしてくれる、森原遼子(もりはらりょうこ)。そんな遼子に抱いていたのは、恋愛感情(れんあいかんじょう)だった。でも、その気持ちを(おさ)えていた。彼氏がいるからという建前(たてまえ)を、自分に言い聞かせて。本当は、自分の気持ちを知った遼子が、自分から(はな)れていくことを考えたくなかった。きっと、遼子は弟のように見ている。(きら)われて、(はな)れていくのであれば、ずっと弟でいたい。そう、無理に感情を押し殺してきた。


それなのに、全てを打ち(こわ)し、無に帰すかのような()れ合い。自然と涙が(こぼ)れた。


尚も自暴自棄(じぼうじき)になる、遼子。空は、目を(つぶ)り、歯を食いしばった。


パンッ。

まるで、遼子に向けていた感情に別れを告げる一瞬(いっしゅん)


遼子は数秒、放心(ほうしん)したが、自分のしようとしたことを理解し、何度も「ごめんなさい」と繰り返した。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※


梅雨(つゆ)らしく、土砂降(どしゃ)りの雨が、空を頭上(ずじょう)から何発も()ち抜いていた。あれからどれだけの時間が()ったのか。周囲は暗くなっていた。


空の前からカップルらしい2人がいちゃつきながらやって来る。それを困憊(こんぱい)した目で見つめる、空。


「ねー、あの人、気味(きみ)悪くない? (かさ)も差さないでさ」

女は(さげす)むように空を見て言った。

「あんな汚え奴気にせず、俺と温かいことしに行こうぜ」

男も見下す目で、(あし)らうように言い捨てた。


「おい。」

一言。声にもならないような低く、怒りを込めた声だった。


「あぁ? 俺らに言ってんのか」

男は粗暴(そぼう)な言葉で反応した。


「どうして、りょーちゃんを、遼子を裏切(うらぎ)った」

顔を(うつぶ)せたまま、ボソっと言う、空。


「遼子? あーそんなやついたな」

男は、遼子という名前を聞くや否や、(わら)い捨てた。


「どうして遼子を裏切った!!!」

空の怒りは限界(げんかい)だった。(にく)しみを必死に抑えようとしても、溢れ出す状況にコントロールが効かなくなっていた。


「うぜぇーよ。お前。関係(かんけい)ねぇだろうが」

チッ。男は舌打(したう)ちし、溜息(ためいき)をつきながら、声を荒らげる。


確かに関係は無いのかもしれない。だが、気づけば、空は男に(つか)みかかっていた。


鬱陶(うっとう)しいんだよ。ガキが」

(つか)みかかる空を、男は上から振り下ろすかのように(なぐ)りつけた。男の怒りは(おさ)まらず、雨が打ち付ける地面に倒れ込む空に、容赦(ようしゃ)無く、何度も()りを入れた。


「ちょ、ちょっとやばくない」

その光景(こうけい)恐怖(きょうふ)を感じ、女は咄嗟(とっさ)()めに入った。


(うるせ)ぇーよ。イイとこなんだから邪魔(じゃま)すんじゃねぇ」

怒りを抑えきれず、男の(うち)巣食(すく)狂気(きょうき)が、女さえも飲み込もうとしていた。


その恐怖は相当(そうとう)なものだったのだろう。(なみだ)を堪えきれず、女は走り去って行った。


「よぉーし!邪魔者(じゃまもの)は消えた。てめぇはこの後のお楽しみに割り込んできやがったんだ。どう落とし前つけるんだ?こんなんじゃ割に合わねぇから、まだまだくたばってんじゃねぇぞ」

そう言うと、男は空の(かみ)(つか)み、何度も(わら)いながら(なぐ)り付ける。


「だいたいよぉ。てめぇもそうだが、遼子(あの女)鬱陶(うっとう)しいんだよ。(この)んで付き合ってるって、勘違(かんちが)いしてんだぜ。理由なんざ、セックスのためだろうが。それなのに、純情(じゅんじょう)ぶりやがって、まだタイミングじゃないだの、何だの言ってヤらせねぇときた。だから、無理やり(おか)してやろうとしたんだよ。もっと自分の価値(かち)を理解しろってな」

人を人と見ていない、その目の(おく)巣食(すく)っていたのは怪物(かいぶつ)だった。


「そしたら、泣くわ。(わめ)くわ。(きょう)冷めだよ。だから面倒(めんど)くなって、放置してたら、何通もメッセージ送ってくんだぜ?怖ぇーって。ストーカーかよ」

嘲嗤(あざわら)い、得意げに語る外道(げどう)に、一発すら与えられない無力を、空は呪った。


「そんな時だったかなー。俺の浮気(うわき)がバレたの。ま、元から5股くらいしてたし、全員セックス目当ての都合(つごう)のいい女だったけどな。でも、遼子(あの女)は、問いただしてきやがったよ。どうしてってな。どうしても何も、お前なんか俺の性欲を満たすだけの道具だろうがって言ってやったよ。その時の顔と来たら傑作(けっさく)でさ」

最悪な価値観(かちかん)をただ押し付けられる空。怒りは次第に呪いに変わり、呪いは狂気(きょうき)へと少しずつ変貌(へんぼう)()げていた。


そして、直後に空は何よりも聞きたくない言葉を聞く。


「てか、遼子(あいつ)のことが好きなのか?お前。今、優しくしとけば、遼子(あいつ)とヤれるかもしれねぇぞ。ほら。ヤってこいよ」

(わら)い声は、雨の中、真っ黒な雲を突き刺した。それを、ただ(なぐ)られ続け、聞く、空の心で何かが壊れる音がした。


狂気(きょうき)伝染(でんせん)ではない。きっと、空自身の(うち)にもともとあったのだ。それが、男に触発(しょくはつ)されて目覚めた。


一線(いっせん)

男の(ほお)には赤い直線がスッと入り、(しば)くして痛みが走った。


「うわァァァァァァ」

その痛みに気づき、尻餅(しりもち)つく男。目の前には、狂気(きょうき)(まと)い、殺意(さつい)に満ちた、空がいた。その手には、カッターナイフが(にぎ)られている。形勢逆転(けいせいぎゃくてん)。ほんの数秒前とは立場が変わっていた。


「ま、待ってくれ。冗談だよ。マジになるなって。とりあえず、刃物(ソレ)はしまってくれよ。な?」

命の危険を感じ、始めて自分が何を突いていたのかに気づく、男。


「オマエヲコロス」

聞き取れない程に小さく、カタコトのような一言(ひとこと)だった。涙か雨が分からない粒が流れ、悲しみ、怒り、呪い、苦しみといった()の感情が渦巻(うずま)いている。


助けを求める男の声は届いていなかった。


ただ、絶望に身を落とし、狂気のまま(やいば)は男を(おそ)った。


雨粒(あまつぶ)と一緒に血が粒となって落ちる。血が出ている元を恐る恐る見る、空。そこには優しい()みを浮かべた、梓がいた。()(にぎ)った手から、大量の血が滴り落ちる。

それを()の当たりにし、ようやく罪を理解し、パニックに(おちい)る、空。


「大丈夫。空。空は悪くない。だから、殺す価値も無い奴の為にその手を汚さないで」

空をそっと抱きしめ、一言()げる、梓。空は、罪の意識に耐えかね、泣き崩れる。


「お、お前たちの知り合いかよ。そのクソガキ、ちゃんと(しつ)けとけよ。殺人未遂(さつじんみすい)だぞ。慰謝料、いや、地獄(じごく)に叩き落としてやる」

命の危険が去った途端(とたん)、男は攻撃的(こうげきてき)口調(くちょう)で、(まく)し立ててきた。


「あっ、そう。勝手にすれば。お前に明日があれば、ね。私の大切な空を傷つけた。その意味を味わうといいわ。せいぜい、最後の一日を楽しみなさい」

梓の(ひとみ)に男は映っていなかった。(うしろ)にいた陽菜と深月も、()めた目で男を見ていた。



翌日、男は姿を消した。




───15年後。現在。

公安庁本庁 第四課オフィス。


窓から外を見つめる、空。外はあの時と同じで、雨が()っていた。



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