表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生先は死神だった  作者: 醤油さし
1/1

死神に転生したっぽい

「あー、死んだなコレ」

俺、黒斗康介は、いつも通り会社に通勤していた。

いつもと違ったのは、その列車が脱線したうえ、そのまま反対車線に横転、そしてそこを走っていた車両と衝突した位であろうか。

しかも俺がいたのは最前の車両、自分の運のなさにはつくづく呆れるが、「今日最も運がいいのは天秤座のあなた」などとほざいていたテレビアナウンサーをぶん殴りたくなる。

自分の身体を見ると、ガラスの破片が深々と突き刺さり、下半身は鉄塊に押し潰されている。

両親は既に他界してるうえ、恋人いない歴=年齢、勤め先はブラック企業。今更未練とかは無いが、せめて来世では、金持ち《リッチ》にでもなりたいものだ・・・・・ガクン―――――――――――――――


―――――――「どこだ?ここ」

目が覚めると、俺は洞窟のような場所にいた。広さはマンション二部屋分程だろうか。

あの世、というワケではなさそうだが『グゥヴォォォォォォォ!!』・・・ドラゴンらしき生物が飛んでいることから、地球でも無いことが予想される・・・ナニアレ?。

目を擦ってみる。すると、ある違和感に気付く。手が骨になっているのだ。慌ててもう一度見てみるが、手は骨だし、ついでに言うなら腕も骨、足も骨、胴体も骨である。この様子だと、恐らく頭も骨なのだろう。

一体どういうことだ?ふと足元を見ると、そこには、黒いローブと大鎌が転がっていた。それこそ、異世界でしか普段使されてないような・・・まさか!

「ステータス・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

コウスケ・クロト

種族:死神リッチ

レベル:1

HP:150/150 MP:100/100

ATK:45 DEF:30

INT:180 MND:120

AGE:90 DEX:50

SP:100

スキル

忍耐:LvMAX 四大魔法:Lv1 魂魄こんぱく魔法Lv:1 闇魔法:Lv1 無属性魔法:Lv1 鑑定:Lv1 隠密:Lv1 鎌術:Lv1 魔法耐性:Lv1

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・・・まさかとは思ったが、予想が的中してしまった。どうやら俺は、異世界に転生してしまったようだ。

しかも、金持ち《リッチ》ではなく死神リッチとして・・・。


疑問は山ほどあるが、まずは状況確認だ。幸い?、中学の頃からラノベなんかは読んでいたので、ステータスに表示されているアルファベットの意味はわかる。HPとMPは体力と魔力、ATKとDEFは攻撃力と防御力、INTとMNDは魔法攻撃力と魔法防御力で、AGIとDEXは素早さと器用さだろう。あと、SPと言うのは、スキルポイントだろうか?

この世界のステータスの平均値は知らないので、ステータスが高いのか低いのかはわからないがこのSPスキルポイントはどう使うのだろうか?

―――――スキルパネル、と唱えてください。―――――

ふと、頭の中にそんな声が響く。これはあれか?いわゆるチュートリアル的なヤツだろうか?

「えっと、スキルパネル?」

それに従い、スキルパネル、と唱えると、ステータスの時と同じように、半透明の板状の物が浮かび上がり、そこには剣術や錬金術などといったスキルが並んでいる。

「へー、けっこうあるな、って・・・コレは・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

日光耐性:通常、アンデット系の魔物は、日光を直接浴びると灰になってしまうが、それを無効化することが出来る。:60P

光魔法無効:光属性魔法によるダメージを受けなくなる。:70P

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・・・コレは絶対に要るな。ただ、合計で130P要る。ひとまず、さっきからわずかに入ってくる日光が気持ち悪いので、日光耐性の方を取っておく。

すると、先程までの不快感が嘘のように消え去る。試しに、日差しが直接入ってきてる場所に立ってみるが、いたって平気である。

さて、次は光魔法無効が欲しいところだが、レベルを上げてSPを溜める必要があるな。

とりあえず外に出てみる。一見普通の森だが、よく見てみると、木の幹に深い爪痕があったり。所々に魔物の物と思われる骨が転がっている。

うん、一気にやる気が無くなった。大丈夫か俺・・・

そんな感情を抱きつつ、俺はできるだけ弱そうな魔物を探して、森の中をさ迷うのだった。




どーもはじめましてこんにちは、醤油さしです!

今回が初めての投稿です!コレから頑張っていくので、応援よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ