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第3話:廊下に整列

さて、新学期と言えばやはり体育館での朝会が頭に浮かぶ人が多いだろうが殆どの学校では一時間目にそれが行われるのではないだろうか? ついでに今自分がいる教室に去年その教室の担任だった先生が


「はい、じゃあ席順のまま廊下に二列に並んで!」


とか何とか言いにきたり。というかたった今言いに来たんだけどね。


ってことで大人しく廊下に出たものの何時もなら自分の前の席にいた奴の姿を思い出しながらそいつを必死に探して、さりげなく後ろをついて回るとか自分の場所らしき所を見つけるまでちょっと後ろの方で観察したりするものの、今年は最初から一番後ろにいればいいだけなので楽である。


あと、少なくとも今年一年間は自分の後ろに誰もいないことによって陽キャどもに挟まれた状態で会話をされるというなんか自分が悪いみたいな雰囲気を感じずに済んだり、誰かに馬鹿にされているのではないかと心配する必要がないのはデカい。


「なあなあ一番後ろに行こうぜ。……いや、でも流石に今日はマズいか?」


「いいねー。どうせバレないっしょ」


「………………」


(○ねっ‼ ガキじゃねんだから大人しく言われた通りの順番で並んどけ陽キャが!)

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